記事の修復

昨夜、永井荷風『ふらんす物語』読了。少年時代からフランスが好きで、フランスに行く前準備としてアメリカで4年間働き、やっとフランスを訪れ、十ヶ月を過ごすが、帰国しなければならなくなる。
自分はもう二度とフランスに来ることはできないだろう、なぜフランスに骨を埋められないのか、なぜフランスに生まれなかったのか、そんなふうに思う人間が帰朝してフランスのことを書けば、こうなるだろう。帰国の途上、イギリスに立ち寄っているが、文句つけまくりだった。文士たるもの、このくらい偏っていなくては、と思った。

このブログをWordpressで運用するようになったのは2006年からなのだが、それまで運用していたMovable Type から記事を移動する際、半角の<カッコ>でくくっていた文字が消えてしまった。どうも、認識不能のhtmlタグ扱いされたようだった。
しかし、インポートに使ったファイルを見ると半角の<カッコ>は残っている。しかし、記事数は多いし、手で修正するのが面倒なので、アクセス数が多い記事以外は放っておいた。そのため、このブログの2004年から2006年あたりの文章には、時々<カッコ>で記した語句が抜け、意味不明になっている文章がある。
それを、午後、少しずつ修正した。けっこうあった。強調したい単語を<カッコ>で囲っているのだから、それがないと文の意味が通らない。

そんな、誰一人得をしないような修正を午後やり、3時過ぎに高円寺まで出かけた。ラーメン大で昼飯を食べ、北口に出て、服と靴を買い、ブラブラし、5時半に帰った。
5時を過ぎても明るかった。少しずつ日が沈む時間が遅くなっている。今日の日没時刻は10月末日とほぼ同じらしい。

夜、スタディサプリをやり、「たまむすび」を聞き、赤玉ワインを飲む。11時半就寝。