天丼ちらし寿司唐揚げケーキ刺身

9時過ぎ起き。いや10時起き。そのへん起き。
起きて、大晦日に母が揚げていたエビの天ぷらを天丼にして食べる。

昼前、正月の町を散歩する。良い天気で暖かかった。三年前の暮れにできた巨大宇宙戦艦みたいなパチンコ屋の横を通った。中を見るとそれなりに混んでいるようだった。しかし、今が90年代半ば頃の正月だったら、眼前の建物は西葛西地区の経済に影響を与えるほどの人が集まっていただろう。

何てことを思いつつ、勝手知ったる、でも実はよく知らない地元をふらついた。ふらつきのシメにKALDIに寄り、クラッカーとクリームチーズとスパークリングワインを買った。

1時帰宅。妹が年始の挨拶に来ていた。刺身の盛り合わせと唐揚げとビールとケーキを手土産に持って来ていた。天丼を食べてから三時間くらいしか経っておらず、腹は一杯だったので、買ってきたクラッカーでカナッペを作り胃袋に間をもたせた。

お煮しめの余りを使って母がちらし寿司を作っていたのでそれを食べ、唐揚げを食べ、カナッペをつまみ、スパークリングワインを飲み、北秋田を飲んだ。妹は日本酒をあまり飲まないと言い、年末に飲んだ上善如水と比べると口の中に日本酒っぽさが残ると言っていた。
父は疲れて寝ていたので、母娘の会話に加わり、だらだら過ごす。山歩きの話など聞く。3時半頃に母の誕生祝いのケーキを切って食べた。
甥の1号がシクラメンを届けにやってきた。もうすぐ22歳になるという。2号は20歳。3号は今年の秋に17歳だという。

4時過ぎに妹は帰った。部屋に行き膨れたお腹を気にしつつ二時間ほどスマホで三國志をやりながら時間をつぶした。あっという間に二時間が過ぎた。

6時過ぎ、妹が持って来た刺身の残りをすべて平らげた。残しても両親二人じゃ食い切れないためだ。

食べ終わり、自室に戻って部屋を片付け、父に頼まれた買い物をしにコンビニへ行った。家に戻り、身支度をして実家を出た。

電車は空いていた。読む本がなかったのでスマホでまたも三國志をやった。アホになりそうだと思った。いや、頭が良くなりすぎるのを防いでくれているのだろう。

10時帰宅。こたつに入ってだらっとする。眠気が訪れ、眠気ゆえに寝ようとする判断力が鈍り、気がつくと2時を過ぎていた。眠っちゃいかんという雪山のかけ声にマイナス1をかけ、起きちゃいかんというタスクに変化させ、身体を寝台に運んだ。布団は冷たかった。