ハゼ釣り最盛期の江戸川へ

4時起き。外から雨音が聞こえたので雨雲レーダーを見ると、4時から20分ほどかけて雨雲が江戸川区南部を通過するところだった。

4時10分に実家を出る。自転車置き場へ行くとまだ雨が降っていた。5分ほど待つとやんできた。クロスバイクで江戸川に向かう。

いつになく自転車が軽快だった。気持ちいい早さで一気に行徳へ。100円ローソンでおにぎりと缶サワーを買い、釣り餌自販機でアオイソメのハーフサイズを買った。

5時ちょっと前に江戸川河川敷へ。まだ暗かったが東の空は明るくなりはじめていた。河岸には先客が二人ほどいた。ポイントの場所取りは十分にできたので、前回来た時に釣ったポジションより上流の、目の前に邪魔な船が係留されていないところに陣取った。

護岸に座り、おにぎりを食べサワーを飲んだ。食べ終わると辺りが明るくなってきたので、仕掛けの用意をした。

潮は満潮になってから間もなく、水は護岸の最上段まで上がっていた。まずは岸に近いところに仕掛けを落とし、足元に集うハゼを狙ったが、まったくアタリがなかったので、10メートルほど沖にちょい投げした。するとぶるっと竿先が震えたので、そのあたりを狙った。すぐに一匹目のハゼが釣れた。

朝日が昇り、どんどん明るくなってきた。東西線の始発が鉄橋を渡った。6時になる頃には結構な人が河岸に集まり始めていた。

ハゼは、岸辺にごく近いところから、20メートル以上沖を、行ったり来たりしているように感じた。潮はどんどん引いていたので、さっきまで5メートル先にいたハゼが体感的にはすぐ足元に寄ってきたように感じることもあった。しかし、全体的には潮に合わせて沖に移動していたと思う。
こちとら、リール竿で釣っていたので、その点では有利だった。遠くに投げてゆっくり引いてくれば、それだけ広い範囲を探ることになるし、いる場所がわかればそのへんにどんどん投げ入れればいいのだから。

9時半過ぎまで釣りをし、餌がなくなったところで終了。釣果は40匹以上50匹未満だった。

帰りに、南行徳の『キャスティング』へ。シーバス用のルアーを物色し、鉄板バイブとソラリア85Fを買った。

11時帰宅。

釣ってきたハゼをさばく。三角コーナー用ネットにハゼを入れ、塩で揉んでうろこを落とした。前回まではネットを使わずに手で包んで揉んでいたが、ネットがあるとしっかり身をすりあわせることができるので、汚れもよくとれて一石二鳥だった。
頭とワタをとり、ジップロックに醤油とおろし生姜と一緒に漬けて、冷蔵庫に保存した。

4時まで昼寝する。
本当は、夕方から旧江戸川へ行き、満潮に向かう夕まずめにシーバス釣りをしたかったのだが、眠気と疲れが勝り、のうのうと寝てしまった。
起きると、お彼岸のためにお寺に行っていた母が帰っており、相撲を見ていた。

夜、ハゼの唐揚げを肴にビールを飲みたかったので、その他の肴を買いに行った。なぜか冷凍食品ばかり買ってきた。冷凍餃子、春巻き、唐揚げ。
ハゼは二度揚げしたのでカリカリに揚がった。前回よりもしょうが醤油がきいていたが、そのぶんハゼ本来の味が失われたかもしれないと思った。

9時半まで、飲みながら母と話す。話していると話題が父のことになりがちになる。

10時前に実家を出る。11時前帰宅。オレンジの炭酸飲料と、ジンジャーエールを飲み干した。喉が渇いていた。以前なら、追い飲みのビールか何かを買っていたところだが、飲みたいと思わなかった。やばり、飲まない体に変わりつつあるようだ。

12時過ぎ就寝。