朝3時半起き。
ドーナツを食べコーヒーを飲む。
4時過ぎ、自転車で新宿へ。甲州街道沿いの駐輪場まで18分で着いた。
4時44分発の山手線外回りに乗る。池袋で埼京線、赤羽で上野東京ライン宇都宮行きに乗り換える。
赤羽駅でグリーン車チケットを買ったが、乗る車両を間違え、車内で移動できず。浦和駅でホームに降り、グリーン車両に移動した。
宇都宮まで書き作業する。普通車グリーン席は書き作業が捗る。
宇都宮で黒磯行きに乗り換える。黒磯に着くまでずっと混んでいた。黒磯で新白河行きに乗り換え、新白河で駅を降り、構内の店でおにぎりと水を買った。
8時42分の福島行きに乗る。郡山で長めの停車時間があり、福島には10時32分に着いた。
白石行きに乗り換え、白石で仙台行きに乗り換える。12時7分仙台着。仙石東北ラインで高城町、そこから仙石線で一駅戻り、12時53分に松島海岸駅に着いた。
海岸沿いの道を歩き、目当ての店、松島焼がきハウスへ。焼き牡蠣食べ放題コースを頼んだ。
内装は、海の家の食堂といった感じで、一辺に二人座って計八人座れる正方形のテープルが並んでいた。テーブルの面積のほとんどを鉄板が占めており、それぞれ蓋がされていた。
先客は男性四人組のみで、彼らは一つのテーブルを占有していたので、別のテーブルに案内され、後からきた客と相席になるかもしれないと言われた。
14時5分と書かれた大きなポストイットをテーブルに貼られた。その時間までが食べ放題だった。13時16分頃にビールを頼んだ。ひと口飲み、店員さんから食べ方や注意点の説明を聞いた。
13時20分から食べ放題が始まった。大きな鉄板いっぱいに焼き牡蠣が並び、湯気を立てていた。ふたが少しあいているものから優先的にとって食べ、椅子の脇にある大きなバケツに殻を捨てた。
テーブルに備え付けてあるタレをほんの少しかけて食べた。レモン汁やポン酢があればなお良かったが、牡蠣は天然の塩味がついていたので、そのまま食べても旨かった。
ビールがなくなったのでハイボールを追加した。車で来たわけではないので遠慮なく酒が飲めるのが嬉しかった。
14時45分頃に店員が来て、追加の牡蠣を焼くかどうか聞いてきた。オレ一人で大きなテーブルの牡蠣を独り占めしていたので、牡蠣はまだたくさんあった。「大丈夫です」と答え、残りの牡蠣に挑んだ。
最終的に、なんと、そのテーブルにあった牡蠣を、すべて食べてしまった。
一足先に、隣の男性四人組が席を立った。一人が、オレの席に置いてあるバケツが牡蠣の殻で山のようになっているのを見て、ケタケタと大笑いしながら「すっげー!」と言い、去っていった。
店員の男の子に聞くと、「一人でテーブル全部食べて、さらにバケツ半分お代わりする人もいます」とのことだったが、それでも全部食べきる人は珍しいらしかった。先に帰った四人組全員が食べた量より多かったそうだ。
また、旬は冬だが、冬の方が身は小さめらしい。その代わり旨味が凝縮されているとのこと。
喘ぎ声のような吐息をもらし、店を出た。たぶん100個くらい食べたのではないか。
海岸沿いの道を歩き、一眼レフを出して、松島の写真を撮った。5月に修理し、6月にフィルムを入れて、徐々にという感じで撮影してきたが、一眼レフで写真を撮ることは、動作として大変心地よいものだということに、最近気がついた。
写真を撮りながらゆっくりと駅に向かった。14時50分過ぎの電車に乗った。
仙台駅で常磐線に乗り換えた。乗り換え時間がタイトだったので、ホームを走った。少し息が切れた。赤血球、まだ足りてないのかなと思った。
15時34分の原ノ町行きに乗った。その先は、行きの東北本線ルートより乗り換えは少なく、原ノ町でいわき行き、いわきで水戸行き、水戸で上野行きに乗れば良かった。
行き帰り、ずっと『存在と時間』の8巻を読んでいたが、いわきからは本をカフカの『審判』に変えた。本棚から出したものだ。22歳か3歳頃に読んで以来の再読。読み終わるまで結構時間がかかった。
しかし、今日、『存在と時間』を読んだ後だと、すらすら読むことができた。
水戸でビールと泡盛系のサワーを買い、グリーン車チケットを買った。21時発上野行き普通のグリーン席に座り、AKIRAセーターの右袖を編んだ。夜の上り普通グリーン席は人がほとんどいなかったので、人目を気にせず編み物をすることができた。
日暮里で山手線に乗り換え、23時過ぎに新宿着。自転車で23時半過ぎ帰宅。
ほぼほぼ一日中電車に乗っていたが、書き作業、読書、編み作業をそれぞれ進められたし、焼き牡蠣は食えたし、一眼レフで松島を取れたし、セーター編み作業はできたし、色んなことができたなあと思った。
風呂に入り、1時過ぎ就寝。