『イブリン嬢は7回殺される』読了

母からメール。母方の伯父が亡くなったという。木曜日に通夜があるので一緒に行ってくれとのこと。

昼、現場で初めてお弁当を注文してみた。スマホで注文すると、昼前にどこぞの仕出し屋から配達される方式だった。昔よく食べた『玉子屋』弁当方式だが、個人がスマホで注文できるところが便利になっている。玉子屋も今はきっとそうなっているだろうが。

弁当はおかずの箱がかなり横長だったが、内部の各おかず容器の外周にゆとりあるマージンがとられていた。玉子屋はむしろ余計なスペースをとらず、ぎゅっと凝縮した配置方法をとっていたと思う。

判定。玉子屋の勝ち。食べていて、玉子屋のことばかり思い出してしまった。作った仕出し屋にとっては屈辱だろう。いや、まずくはなかった。美味しかった。すまん。

夜、旨辛豚焼き肉、ピーナッツ、ソーセージ食べる。

『イブリン嬢は7回殺される』読了。

主人公は、いるにはいるのだが、ある屋敷のパーティー参加者の人格を次々と乗り移る人物、という形で存在する。かつ、謎解きをしないと同じ日がループするという設定になっている。読者はまるで登場人物を選んでゲームをプレイしているみたいな気持ちになるが、それは主人公の立場とまったく同じだ。ゆえに、強い臨場感がある。

ラストは、なんとなく犯人の予想はついていたが、すでにたくさんの謎解きをすませた後だったためか、謎解きに食傷している感覚で読んでしまった。

しかし、よくこんなものを書けたものだと、作者の構成力に脱帽した。でも思った。難しいと。

日本シリーズ見ながら編み物する。ヤクルトが山田のスリーランなどで7対1で勝利した。これでヤクルトの2勝1分け。オリックスはやはり日曜のどたんば引き分けが痛い。