手作り味噌史

夕べはなかなか寝つけなかった。4時まで眠れず、いったん起きて30分ほどPCでネットサーフィンをして、軽くシャワーを浴びて4時半頃再びベッドに横になると、ようやく眠れた。

朝、9時起き。目覚ましで起きた。最近、起きる時間が遅くなっているのは、寝つきが悪くなっていることと関係があるかしれない。6月末から、寝る時はエアコンをつけていたのだが、最近、つけずに寝られそうな気温になっているので、窓を開けて寝たりしているが、微妙な温度であるため、寝苦しさを感じる。風が吹き込めば涼しいが、吹かないと暑いのだ。

9時半から、どさん子ツールの仕事をする。最終調整は明日オフィスでやるので、やることは、改修要件を読んで簡単なテストをして、くらいのものだった。

昼、整骨院へ。右足ふくらはぎにはまだ違和感が残っているが、歩くにはまったく問題はない。
「極論を言えば、時間が経てば治るものですから」
と、施術をしてくれる担当さんに言われた。

帰宅し、リハビリ走。方南通りを渡り、住宅地を永福町に抜けて、荒玉水道を戻った。5キロ。坂を上るとふくらはぎが引き攣ったので、昨日同様、ペースはごくごくゆっくりにした。

午後、チームミーティングに参加。進捗状況を報告する。来月からメンバーが一人増えるらしい。

夜、味噌を仕込む。

先日、大井川鐵道で川井温泉まで行った時に買った大豆を600g使った。麹は乾燥麹700g。マルカワ味噌のサイトで必要な塩分を計算すると、300gちょっとと出た。

前回と前々回は、麹を湯で柔らかくしてから、全体をつぶして大豆と混ぜた。前々回は麹と同量の湯を足したため、全体がゆるゆるになってしまい、仕込んでからふた月後に様子を見ると、たまりが容器から溢れていた。前回は、足す湯を麹の三分の一程度に抑え、大豆の煮汁もそれまでより少なめに足したので、味噌玉の固さを程度に調整することができた。

麹を柔らかくしたのは、乾燥麹を使うと熟成が終わっても麹が米粒状に残り、味噌汁を作ると米粒が浮かんだみたいになってしまうのがイヤだったからだ。しかし、大豆をミキサーでつぶすようになってからは、ミキサーをまわすためにある程度多めの煮汁が必要となり、全体の水分が多めになっていた。

前回は、ミキサーで大豆をつぶす時に、今までよりも煮汁が少なくなるように回すことに成功し、かつ、麹に足すお湯も減らせたので、水分量は前々回よりもかなり減った。しかし、煮汁の量はあまり減らしたくはなかった。

で、今回は、麹をコーヒーミルで粉末状にすることにした。

ミルで一度に挽くことができる量はそれほど多くないのと、細かく砕くのにはかなり力が必要だったのとで、すべてを挽くのには小一時間ほどかかった。

ミキサーでつぶした大豆と塩麹を混ぜ、こねてから容器に詰めた。最後に塩を振ってラップをするところで、ふと、食塩水で表面を覆ったら絶対にカビは生えないのではないかと思いついた。

ただの食塩水ではなく、ゆで汁に食塩を溶かし、それで表面を覆ってみた。空気に触れなくなるので、カビは絶対に生えない。

ただ、この方法だと、重石を置けない。あと、覆ったゆで汁が、押し込んだ味噌玉の隙間から下の方に吸収されてしまったら、表面は干上がった沼みたいな状況になる。そうなると意味がない。

とりあえず、覆った状態で日々、様子を見ていくことにした。重石は後でもできるだろう。

初めて手作り味噌を仕込んだのは2019年12月27日だった。日記に書いていないが、過去に撮った写真の日付でわかった。いちいち調べるのがめんどい。以下、我が味噌史を写真付き誰得俺得記事にしておく。

1 2019年12月27日仕込み 2020年12月12日完成
素朴 大豆はすり鉢ですったが時間がかかり 粒が大きく食感良くなかった

2 2020年6月21日仕込み 2021年5月22日完成
少し固かった

3 2021年1月23日仕込み 2021年12月5日完成
大豆つぶしにミキサー使用 ねっとり感が増した 麹の大きさが目立つようになった

4 2021年5月23日仕込み 2022年6月8日完成
たまりができていた

5 2021年5月27日仕込み 2021年6月30日完成
大豆の代わりにきな粉で作成 きな粉の香りがかすかに残っていた

6 2022年1月13日仕込み  2023年1月29日完成
麹をすり鉢ですったが固くてつぶしきれなかった


7 2022年8月30日仕込み 2023年9月27日完成
麹にお湯600mlを足してつぶした 熟成中たまりが容器から溢れた 出来上がりはゆるゆるだった

8 2023年2月10日仕込み
麹にお湯200mlを足してつぶした 味噌玉の固さがちょうど良かった いい出来になるのではないか?