スパジアムジャポンまで走った

朝、フルーツグラノーラとミルク。

午前中、トゲトゲさんのツールを分析する。クリエを順番に実行して出力用の値を作成しているので、順番に見ていけばいいだけの話なんだが、そういうのが一番面倒くさい。でも、仕上げの段階なので、参照しているテーブルなどをメモしながら、コツコツとやる。

昼、整骨院へ。ビリビリもみもみしてもらう。明日から月が変わるので、通うのは今日までにした。

『すずくら』で、寿司のサービスセットを買い、サミットで、うどん玉と天ぷら盛り合わせ小を買って帰宅。昼飯に天ぷらうどんを作って食べた。なんと、うどん玉を三玉も食べた。汗だくになった。

午後、トゲトゲさんのツールを修正し、出力したデータの答え合わせをした。年月でフィルタリングし、同じ数値が出力されていることを確認してから、ツールをアップローし、トゲトゲさんにメールした。

夕方、すずくらの寿司を食べた。ここの稲荷寿司は甘めだが、酢飯との兼ね合いが好ましい。お店の奥さんも好ましい。笑顔が特にいい。

6時20分、走りに行く。

今日は、フルマラソン前最後のランニングで、かつ、最初の30キロ走をする。本来ならひと月前くらいからそのくらいの距離を走っておきたかったが、肉離れのためにできなかった。

コースは、とにかく西に向かうことにした。ネットで方位の占いをしたら、オレの生まれ年だと、今日は西か北西がよいとのことだった。

いつもはそんなことを気にしたことなどない。今日占ったのは単なる気まぐれだ。前回、そういう風に走る方向を決めたのは、2019年の3月だ。その時も吉方位は西だった。ピエール瀧が逮捕された直後だった。

ならば今日は、イヤホンで昔の『たまむすび』を聞きながら、あの時と同じく東久留米のスパジアムジャポンを目指そうと思った。片道ちょうど15キロある。

まず、五日市街道を西に走った。体は軽かったが、ペースは上げず、LSDに徹した。

三鷹の中央通りとのクランク交差点を過ぎ、伏見通りを北へ。東伏見の交差点から、左斜めの道に入る。

そこから先は、2019年のランニングでどう走ったのか、覚えていなかった。途中で左に曲がったのは覚えているのだが、それはどこだったのかわからない。

とにかく、東久留米方面を目指そうと思った。となると、西武新宿線、新青梅街道は、渡るべし。西武池袋線も、渡るべし。

その先には、環八以内に住む者の感覚では、目白通りがあるわけだが、そのあたりは大泉より西になるので、そんな道などない。

(たぶん、このあたりで曲がったような気がしないでも)

しないでもない? という、淡い感覚を頼りに道を曲がり、Googleマップで現在地を調べた。スパジアムジャポンは確かに進行方向にあった。

その先は、見覚えがあるようなないような道が続いたが、スパジアムジャポン手前の坂道でようやく、来たことがある道だと感じた。

坂を上り、少し進むと、左手にスパジアムジャポンがあった。暗い道を進むと突然、キンキラキンの円形建築物が目に入るようになっている。映画『未知との遭遇』の円盤みたいだ。

その時点で走行距離は15キロちょっとだった。回り道したかと思っていたが、迷いなく来れたようだ。

帰り道は、『たまむすび』の録音から、ラジコに替え、日本シリーズ第3戦に切り替えた。オリックスが5対1でリードしていた。

青梅街道まで戻ってから、帰りは五日市街道ではなく青梅街道沿いを走ることにして、左に曲がった。練馬関町を過ぎた頃から、水分補給をするために、Suicaが使える自販機を探したが、なかなか見つからなかった。

そうこうするうちに、井草八幡宮を過ぎた。阪神は追い上げて、スコアは5対4になっていた。

そのあたりでSuicaが使える自販機を見つけた。それより前にも見かけていたのだが、スポーツドリンクが売られていないものだったのでスルーしていた。

アクエリアスを買って飲んだ。冷たかった。ジャージの上下を着て走っていたが、20キロ以上走ってもまだ汗はとまらなかった。

最終回、阪神は結局、得点を入れることができず、オリックスが勝利した。

西荻の交差点を過ぎ、ラーメン屋『YAMAちゃん』の前を過ぎた。古いラーメン屋だが、代替わりしてしぶとく営業を続けているようだ。

そこから先は残りキロ数のカウントダウンだった。南阿佐ヶ谷の手前で残り1キロになったので、ラストスパートをかけてみた。意外なことに、キロ5分半以内で走ることができた。

ドラッグストア手前で30キロに到達した。ジャージは、赤いきつねのお揚げかというくらい、ジューシーになっていた。

ドラッグストアで飲み物を買い、帰宅し入浴。風呂から上がってしばらくしても、体が燃焼を止めていないようで、しばらく汗が止まらなかった。

落ち着いてからストレッチをした。

『竜馬がゆく』6巻読了。

おりょうと夫婦になる場面がこうだ。

竜馬「おりょう、一生だぜ」
おりょう「えっ」
竜馬「ついてこいよ(照れ去り)」
おりょう「坂本さま…一生ですか…」

だとよ。
坂本のやろう。