赤缶カレー

朝8時過ぎ起き。

「磯波」「東風」練習する。「東風」は、ブロックごとにわけて繰り返しをする。そういうのが足りていなかったことと、細部がぞんざいになっていたことなどを自覚する。

セリフを練習する時、細部の滑舌を意識しすぎて、全体の自然さを大きく損なうことがあるけど、初めから崩して練習するのも良くない。

SBの赤缶カレー粉でカレーライスを作った。市販ルーと違うのは、ルーが手製であることと、そのルーに塩分が含まれていないことだ。肉と野菜を煮込む時、味つけをしておかないといけない。

以前、赤缶には、カレーライスのレシピが印刷されていたが、現在ではなくなってしまったようだ。知りたかったのは、使用する水に対するカレー粉、小麦粉、塩分量だけだったので、ネットで調べた。

700mlに対して、カレー粉大さじ2、小麦粉大さじ4、塩分は固形コンソメ1つに小さじ1だった。コンソメの塩分は2.5gなので、塩分のトータルは7.5gである。

コンソメはそのまま入れた方がいいが、小さじ1杯の塩はどうしたものかと思った。旨味を、煮込んだ野菜と肉だけに頼ることになるが、カレーの味つけは出汁の繊細さを覆い隠すところがあるので、地のスープは濃いめのスープになっていた方が好みだ。

で、小さじ1杯分の塩分に相当する量のしょっつるを入れることにした。家にあるしょっつるの塩分は100mlあたり23gだったので、およそ23パーセント。小さじ1をおよそ5gとすれば、しょっつるを大体20ml強入れれば、塩分量は同じになる。

野菜と肉を刻んで炒め、水を加えて煮込み、コンソメとしょっつるを入れた。煮込んでいる間に、フライパンで小麦粉を炒め、カレー粉を加えてルーを作った。煮込みはまだ終わっていなかった。ふと思いついて、コリアンダー、カルダモン、クミンの粉末を鍋に加えた。

20分煮込んでから火を止め、煮汁でルーを伸ばして鍋に足し、再び加熱してとろみをつけた。

11時過ぎ、朝飯には遅く昼飯には早い時刻に、カレーライスを食べた。塩分的な意味では薄かったが、しょっつるの旨味成分が強いため、味が薄いとは感じなかった。というより、非常に美味しかった。自分の胃袋的に4杯分の量があったので、一杯分の塩分は1.4gちょっとということになる。これは、かなり少ないのではないか?

調べると、ジャワカレーの小さい箱は、750mlの水で作る箱レシピで、ルーの塩分量は2.3gだった。

あれ? と思った。意外と塩分は少ない。カップヌードルひとつ分より少ない。

逆に言うと、インスタント麺の塩分はものすごく多いということになる。

午後、録画していた『ブギウギ』を見る。昨年12月後半から、色々忙しくて、見れていなかった。録画はかなりたまっていた。戦争に入る直前くらいから一週間分を一気に見る。

スズ子がステージで歌う場面は申し分なく素晴らしい。そういうシーンがあると得した気分になる。菊地凛子もいい。淡谷のり子の真似、というか、声色を似せた喋りにしながら、違和感なく演技表現にしている。すごいなあと思った。

演出面はいちいち細かいところを気にしないようにしたが、劇場を軍関係者が検閲する場面で、軍人が着ている制服に違和感を持った。なんで海軍士官の制服なんだ? いくら何でもそればないんじゃないか?

メインで使用するクレジットカードを替えてからひと月たったので、ポイント付与状況を調べてみた。すると、使用金額の0.5パーセントしか付与されていないことが分かった。特定の店舗でスマホのタッチ決済をした時だけ、付与率が7パーセントになるのだが、それ以外の支払いは0.5パーセントなのだ。そして、ひと月でそれら特定の店舗で買い物したり飲食したりする機会はほとんどない。これじゃ前のカードの方が良かった。

PayPayカードのポイント付与について調べると、付与率1パーセントだった。取得したポイントを比較すると、メインカードよりも多かった。こちらをメインカードにした方が良いかもしれない。

前のカードも解約はしていないので使えるし、付与率は1パーセントだが、肝心のポイントがAmazonギフトと交換できなくなってしまった。こうなるとポイントそのものの価値が下落したと言わざるを得ない。

ポイント付与率がどうこうではなく、そのポイントはどういう価値があるか、という点も重要だということだろう。

夜、カレーライスを食べる。ルーを冷凍保存して別のものを食べようかとも思ったが、美味しくできたし、別段文句はなかった。

Amazon Prime Video に、シアーシャ・ローナン出演映画『もっと、遠くへ行こう。』という作品があった。昨年公開された『Foe』のことだった。明日見ることにする。

12時半就寝。