朝、6時20分起き。
6時40分に実家を出る。自転車で葛西橋を渡り、清洲橋通りの端っこにある『ナカヤパン』本店へ。ランニング中に何度か前を通ったことがあり、気になっていた。開店時間が朝7時なので、その時間に行けば混んでいることはあるまい。
開店時間ちょうどに店に着いた。常連客が三組いた。なんか知らないけど甘いパイみたいなものと、レジ前に陳列されているこしあんパンと栗あんパンを買った。
7時15分実家帰宅。そのまま朝飯。ご飯、鮭の粕漬け、納豆、味噌汁。
こしあんパンを食べた。あんこがぎっしりはいっていた。
テレビで、なんかドラマをやっていて、駄目な意味でヤバイ演技が始まったので自室に引き返し、11時半まで二度寝する。
夢を見た。家族ぐるみでつき合いのある知人との関係が断たれるという内容だった。ものすごく切ない気持ちになって起きた。起きてからしばらく、切なさの名残みたいなものがあった。こういう夢を見ると安眠が妨げられるので、夢の検閲官が心の傷の修復具合を確認しつつ、出演者を調整しているのかもしれない。だとすると、長い修復期間だ。
昼、栗あんパンと、パイみたいなものを食べた。
釣りに行こうかと潮位を調べるが、気持ちのどこかで、どうせ今の季節のデイゲームに行ったって釣れないという思いがあった。以前なら、空いている時間にホイホイ出かけていた。しかし今年の場合、どうせ釣れないという言葉は、ナイトゲームやマズメ時にも当てはまっている。
明日は長い距離を走る予定なので、今日はゆっくりしようと思った。
母はひ孫遊びにつき合うため、行船公園に出かけていた。夜は刺身なんかどう? というメモ書きがこたつの上にあった。
昼過ぎ、OKへ行き買い物をする。刺身を物色したが、実家近所のOKは店舗規模のわりに刺身コーナーが小さく、盛り合わせ類は買いたいと思えるものがなかった。で、なんとかマグロのサクを買った。他に、ベーコン、買いだめ用のきゃらぶきなど。
母、3時頃帰ってきて、行船公園の動物園がショボいと文句を言った。オオアリクイが飼育されているのは東京であそこだけだと言うと、よく見てくれば良かったと損したみたいなことを言っていた。
夕食の準備に、ジャガイモとベーコンのカレー炒めを作り、刺身を引いて冷蔵庫に入れた。
6時半まで、編み作業と読書。前身頃の顔の部分がだいぶ編み上がった。『ロボットの夢の都市』は面白くてスイスイ読めた。
夕食に、マグロ刺身、ジャガイモとベーコンのカレー炒め、大根の皮の漬物、きゃらぶき、昨日作った水炊きを味噌汁にしたものを食べた。
夜、編み作業と読書を少し続けてから、『ホンモノラジオ』を聞きつつ、オリオンビールのヴァイツェンビールを飲んだ。宮古島に行った時によく買った銘柄だが、実家至近のまいばすけっとで取り扱っていた。
ラヴィ・ティドハー『ロボットの夢の都市』読了。ル・グインとサイバーパンクと『デューン』シリーズの要素が合わさったようなSF小説だった。SFを読む楽しさを思い出させてくれるような作品だった。金持ち都市ネオムに暮らす労働者階級のカップル、火星に行くことを熱望する少年と人語を喋るシャッカル、古いロボットを掘り返して復活させようとするロボット、三つの物語が交錯するのだが、それぞれのパートはあっさりと読みやすいボリュームで書かれているため、全体もわずか200ページ少しの長さだった。各エピソードを濃いめにすると、おそらくエピソードがエピソードを生み、大長編作品になってしまうたろう。そういうのも読んで見たいが、本作にあった読後の清涼感は作品の短さに負うところもあるので、それはそれ、これはこれ、かもしれん。
タイマーを4時40分にセットし、11時半就寝。