『サイロンの挽歌』読む

7時起き。朝飯にネギ納豆。水耕栽培と植木水やりをする。トマトを1個収穫。

9時半から作業。夕べ寝たのは3時過ぎだったのに調子が良かった。

昼、冷やし中華食べる。

新しいスマホへの移行をしたいが、フォトグラフィーキットの発送通知がこない。これがあるから買ったものなので、プレゼントがもらえなかった場合、返品もやむなしと考えている。そのため、開封ができずにいる。

夕方、トマトを3個収穫。朝の1個と合わせて、トータル12個。

夕食に、たらこスパゲッティ。

グイン・サーガ132巻『サイロンの挽歌』読む。131巻とは別の作者による続編。131巻はパロのその後だったが、132巻はケイロニアのその後。時間軸は外伝『七人の魔道士』直後。黒死病の菌をばらまいたのはシルヴィアだという噂が広がり、暴徒が闇が丘に押し寄せる。グインはシルヴィアを守るために闇が丘へ。噂の源は、かつてシルヴィアおつきの女官だったクララ。シルヴィア妊娠事件でハゾスによって幽閉されていたが、そのあと亡くなったらしく、ゾンビとなって現れた。その時に出くわした市民の前で、シルヴィアへの恨みを吐きだしたことがきっかけとなった。20巻前後のケイロニア編でクララに当て身を食らわして、クララになりすましたイリスがシルヴィアの部屋に侵入するイベントがあった。その時、恋バナで盛り上がってしまい、結果、その後のクララはシルヴィアに気に入られてしまう。おかげで、妊娠事件でも責任問題を追及され、怒り狂ったハゾスに消されそうになるが、グインが一応死刑は止めたはずだ。死んだのは黒死病だったのか?

トール、ロベルト、ハゾスのキャラクターが丁寧に引き継がれており、グインも130巻直前に比べてよっぽど思慮深かった。それだけに、シルヴィアが妊娠したことについてグインに嘘を伝えていたハゾスが、生まれた子供を処分したとまたも嘘を重ねることになってしまい、グインの怒りを買うところは気の毒だった。まさか、選帝侯が居並ぶ前で、生かしているとは言えなかったのだ。しかし、そもそもお腹が膨れて半狂乱になっていたシルヴィアをどうすることもできず、ハゾスに助力を請うたのはグインだったし、ハゾスを怒ってもしかたないのだ。この巻のグインだったらシルヴィアの妊娠を発見しても、もっとちゃんと応対できたのではないか。