『奪われた集中力』読了

4時に目覚ましをセットしていたが、起きられなかった。起きて何をしようと思ったかというと、シーバス釣りだが、まだ釣れないだろうな、と思うと、起きる気力が失せてしまう。

結局6時に起きた。朝飯に、ご飯、鮭、納豆、昨日の残りのなすときゅうり。

7時20分に実家を出る。お盆真っ最中のためか、メトロは空いていた。9時前に帰宅。

午前中、どさん子ツールのトラブルについて、原因を分析したメールを送信する。返事待ちで昼になる。

昼、冷凍していたカレーとご飯を温め、カレーライスを食べる。一昨年漬けたらっきょうがとうとうすべてなくなった。

どさん子ツールの担当さんから、原因がわかったみたいなメールが届いた。もし改修の必要があったらいつでもやりますみたいな、安っぽい良い奴キャラを演じたメールを返信した。

夕方、走りに行く。一昨日行きそびれた讃岐うどんの店『いなせや』まで往復。単に、最短ルートを確かめるための走りだった。8キロ。6月以降、10キロ以上走ることがまれになっており、8キロでも長く走ったような気になってしまう。

水耕栽培トマトにハダニがまとわりつくようになった。色が淡くなり、枯れかけた葉をカットし、ペットボトルに取り付けて空気を圧縮し、ミストを勢い良く放出する装置を使い、ハダニの巣を取り除いた。

トマトを4個収穫した。どれも小さかった。7月の萎れ事件以前に着果したものだろう。

夜、日曜から週明けに行くダイビング関係のメールと、明後日走る予定のヤビツ峠ランのことを調べる。

『奪われた集中力』読了。冒頭、著者はスマホなしに数ヶ月生活することを試し、そのことをレポートする。ここで、集中力が奪われているのはスマホのせいであると結論付けず、他の要因も同じように次から次へと検討していく。

耳に痛いことばかり書かれていた。

今年の自分はここ数年でもっとも集中できていない。追い込まれないと何もできなくなっている。それがわかっているから、無理に予定を入れているフシもある。

早起き習慣も失われてしまった。リモートワークをする前の方が、現場への行き帰りで毎日2時間近く失われていたから、自分の時間を作る努力を今よりも積極的にしていた。

旅に行くと、スケジュールを立てて予定通り行動しないと電車やバスに乗り遅れてしまうため、時間の使い方に対して少しピリッとする。それは、家に返ってから数日くらい持続するが、いつまでも続くわけではない。

集中力が奪われたことで、コツコツ積み重ねていく必要のあることが、全然できなくなってしまった。2021年頃にはやっていたけど、最近全然やっていないことが、数えれば五指に足りないほどある。

今年中に、しっかりとした対策を立てて、生活習慣を改めないと、手遅れになる。手遅れになると、そこで人生は終わる。人生が終わったのに、寿命だけ残っているのが一番つらい。