6時半起き。宿のリビングで朝飯を食べる。グリルチキン、チーズ、カロリーメイト。
7時半に宿に隣接した施設で機材のセッティングをする。機材は宿の車で運び、我々はショップの車に乗った。
1本目のポイントは上長瀬というところで、長良川の支流である板取川沿いにあった。車を止めたところからスロープがあり河原に下りることができた。ウェットスーツを着るため川に入り、身体を水に濡らした。同行したインストラクターさんは冷たいと言っていたが、自分は特にそう感じなかった。


機材を背負い、川に少し入ったところでフィンを履き、ガイドさんの後ろについてエントリーした。入ったとたん、鮎の群れに遭遇した。そこら中に鮎がいた。
オオサンショウウオがいそうなところをガイドさんが案内し、我々はそれについていくという塩梅だった。正直、オオサンショウウオを発見することよりも、タンクを背負って川遊びをすること自体が楽しかった。川の透明度は極めて高かった。ウエイトは海と同じく4キロを装着したので、BCに少し空気を入れないと沈みがちになった。流れがとても強いところで、岩の影に入った。手を伸ばすと強い流れを感じた。そういうのが、海とは違って楽しかった。
岩の影にはナマズがいたりした。川底にはハゼやヨシノボリが。また、小魚の群れを追いかけるニゴイも見つけた。
上流まで移動したあと、最後はドリフトしながらエントリーポイントまで戻った。一番深いところで4メートルくらいしか潜らなかったため、エアーは半分も使っていなかった。
タンク交換をし、ウェットスーツを脱ぎ、車のシートにタオルをのせて水着のまま座り、長良川の本流にある、大巻というポイントに向かった。
大巻は広い河原に車をとめ、機材を背負って川に歩き、川に少し入ってからフィンを履いてエントリーする方式だった。フィンを履く時にバランスを崩してひっくり返ってしまい、インストラクターさんに片方を履かせてもらった。




潜降してすぐ、大きな魚がいた。ガイドさんにホワイトボードで説明してもらったが、確認しそびれた。後で聞くと、大きな鯉とのことだったが、見た時は形が扁平で、鯛のような魚に見えた。
最初にオオサンショウウオのいる浅瀬に向かった。対岸だった。水深は30センチほどしかなかった。ガイドさんにライトで示してもらった岩陰を覗いてみたが、どれがオオサンショウウオなのかよくわからなかった。
その後、上流に移動する。板取川よりも水深があり、岩と岩をくぐり抜けて潜っていくような地形もあった。川とは思えないような地形だった。
1本目と同じく、色々見ながら上流まで移動し、最後はドリフトしながらエントリーポイントに戻ってエキジットした。
機材を下ろし、ウェットスーツを脱ぐため川に入った。スーツなしで川に入ると幾分か冷たかったが、心地よい冷たさだった。
宿に戻り、機材を洗い、着替えて機材を片付けた。12時半頃に宿を出た。
昼ご飯を食べに、近くの道の駅に向かった。平日のためか空いていた。
鮎の甘露煮定食を食べた。

食事途中、宿からインストラクターさんにLINEが届いた。忘れ物があるという。ダイビングフードだった。写真を見て、自分のだとわかった。食後、宿に寄ってもらうことになった。
食後、土産の沢庵を買い、自販機でコーヒーを買っていると、突然大雨が降ってきた。自分以外の皆は車に乗っていた。20メートルほど走って車に乗ったが、それだけで結構濡れてしまうほどの雨だった。

宿に戻り、干してあるフードをとって車に戻った。雨はまだ降っていたが、道の駅で突然降ったほどの量ではなかった。
車は東京に戻る。
2時間ほど走ったところで、昨日入った駒ヶ岳よりも東京寄りの、小黒川PAに入った。何か買おうと思って一応下りたが、道の駅で買った500mlのコーヒーをすでに飲み干しており、お腹がけっこうガボガボだったので、何も買わなかった。
トミカが売られていた。大人がけっこう買うんじゃないだろうか。

4時前に小黒川を出る。少し進むと岡谷ジャンクションだった。右に曲がり諏訪湖沿いを南東へ。
その先、甲府、大月と、渋滞はなく、スムーズにショップに着いた。6時前だった。
ログブックにサインをもらい、次回の予定を確認して店を出る。小雨が降っていたが、すぐやみそうだった。
7時半帰宅。メッシュバッグからウェットスーツのみを出し、物干し竿にかけて干した。
いなげやでビールと豚肉のカルビとサニーレタスを買って帰宅。豚肉とサニーレタスを食べ、ビールを飲んだ。
夜半に雨がふる予報だったので、その前にウェットスーツを室内に入れた。台風は明日、関東の南を西に通過するようで、明日の天気予報は雨だった。機材干しは明後日にしないといけないようだ。
雨のため、暑さは収まっていたが、部屋は蒸し暑かったので、エアコンのドライ運転をし、1時過ぎ就寝。