7時起き。朝飯に、ご飯、鮭、納豆。
9時半から作業。
昼、走りに行く。献血をしてから初のランニング。浦安橋を渡って、和菓子屋『さかえや』でゴール。3キロ。『さかえや』で、饅頭と豆大福を買い、東西線で実家帰宅。
午後、プランターで育てていた空心菜を刈り取る。自宅でも育てているが、実家の方がよく育っている。
今年は、春から色々な野菜をプランターやペットボトルなどで育てたが、自宅で育てたものは虫にやられることが多かった。一方、実家はマンションの6階にあり、強い風が吹くことも多いためか害虫に食われることもなく、葉物野菜は順調に育っていた。たしかに、カブラハバチやヨトウガがわざわざ6階まで飛んできてうちのプランターに卵を産みつけるのは至難の業だろう。
夕食に、空心菜の炒め物、ジャガイモとベーコンの煮っ転がしを作って食べる。
食後、帰るつもりでいたが、今日の夜と明日の早朝にシーバス釣りをすることに決め、今夜も実家に泊まることにした。
6時半、旧江戸川へシーバス釣りに行く。ポイントは、工事が終わって開放からまだ行っていない、左近川水門の少し上流。そのあたりは昨年始まった工事より前から封鎖されていたエリアの南端だが、工事完了とともに、ついでにという感じで一部が開放された。200メートルくらいだろうか。それより北は相変わらず封鎖されている。
風が強かった。
そのあたりで釣りをするのは、工事に入る2021年11月以前以来だが、その頃は漫然とルアーを投げていただけなので、ストラクチャーや流れがどうとかいう記憶はない。下流に一人アングラーがいたが、特に釣れるポイントというわけではなさそう。まだ封鎖されている区画は、遊歩道の舗装も全然されておらず、雷からの全通はまだまだ先のことになるように思えた。雷と書いていかづちと読む。葛西の古い町名だ。
スイッチヒッター、サイレントアサシン、バイブ系を投げた。水面が波立っており、ベイトは確認できなかった。
9時前に納竿。帰宅し、シャワーを浴び、まいばすけっとでブラックニッカを買う。
田崎健太『真説・佐山サトル』読了。80年代末から90年代にかけての苦労は、まるで小劇場の主催者みたいで、お金に苦しむ様子は実に身につまされた。一方、その時期は新生UWFの全盛期と重なっており、解散後に別れた団体も、修斗よりははるかに多くの観客を動員していた。そんな中起きたのが、1994年の安生洋二によるグレイシー柔術の道場破り事件だったわけだ。
その時、ヒクソンと安生が戦った映像は、一回だけという条件で日本の記者たちに公開されたが、修斗プレゼンツという形になっており、佐山が映像の解説をしていたらしい。プロレスのムック本でその事件に関するライターの座談会を読んだことがあるが、佐山に怒っている人もいた。
ただ、本書を読んだ限り、UWFへの恨みが骨髄に達していたがゆえに、そういうことをしたのではないようだ。そもそも、人に対し根深い恨みをもつような精神構造をしておらず、切れる時は切れるが、どこかあっけらかんとしている。
その点、前田日明ははるかに執念深いが、この人も何かの拍子でコロッと相手を許してしまうところがある。先日の、佐山聡との電撃的和解がそうだった。
結局、一番執念深いのは、安生洋二なのかなあと思う。ひとつ疑念があるのだが、1995年、Uインターと新日と対抗戦をした時、出場しなかった田村はいったん干され、その後はマッチメイク的に冷遇されたのだが、干したのは安生だったのではないか? すでに宮戸は退団しているし、マッチメイクを鈴木健取締役がするとも思えない。
田崎健太は、関係者へのインタビューをしっかり行い、推測を述べる際も、時系列や矛盾する発言を納得いくまで整理した上で行っており、本書をまっとうなノンフィクション作品に仕上げていた。プロレス関係のライターだったら書けなかったのではないか。朝日昇へのインタビューが、本人のエキセントリックさがよく出ていて面白かった。
ブラックニッカをコーラで割って飲み、11時就寝。