お昼過ぎに起きてカレーを食べてから、野川沿いの武蔵野公園くじら山で毎年開かれている「武蔵野原っぱ祭り」に行った。
この祭りは極小型の野外コンサートイベントだ。
ステージが二つあり、色々なバンドが演奏をしている。
周りにはテントが無数に張られ、屋台ではアジア系の様々な食べ物が売られている。
ヒッピーのコミューンみたいだ。
小さい方のステージでは子供におっぱいをあげながら歌う女性がいた。
「富士山の麓から来ました。今日は雨なのにありがとう」
彼女は大地と生きとし生けるものに感謝する歌を歌った。
大きい方のステージではブルース系の曲をやるバンドがシャウトしていた。
屋台はどれもおいしそうだったが、カレーを食べて間もなかったために、買う気がなかなか起きなかった。
「大麻自由化」を求める団体の人がチラシを配っていた。
書いてあることはわかるが、日本における大麻自由化を実現するためには、法的な権利を求める運動よりも、啓蒙運動を先にしなければいけない。
しかも啓蒙運動に不可欠な大麻の試飲が、法的に不可能なのだ。
このジレンマを解き放つ方法を見つけない限り、実現は難しいと思う。
夜、すき焼きを食う。
食べたいと思いながら買い物をしたら、タイミング良く牛肉が安かったのだ。
ダイエーの小久保が無償トレードで巨人に行くらしい。
無償で行くとはどういうことだろう。
ダイエーには何のメリットもないトレードだ。
選手会長松中が怒っていた。当たり前だ。
こんなことでは来年のペナントレースが不安だ。