7時半起き。
昨日より濃いめの粥、納豆、味噌汁食べる。
10時、京王片倉へ。いつもより早い時間から稽古。
あらためて読みをやる。
その後、作品について、思っていることを述べる時間となった。
「老いの豊かさ」ではないかと思い、そう答えた。筒井康隆の『敵』が頭に浮かんだ。あの作品がまさにそうだった。
今稽古している芝居の、作中の老人は、黙って部屋にこもり、孤独に死を待っている人に見えるかもしれない。しかし、亡き妻と語り口論したりするのは、妄想でも空想でもなく、本当のこととして目の前に起きていると思う。それは豊かなことだと思った。初めからそう思ったのではなく、先日の稽古で、自分のたくらみをウキウキして語るように演出を受け、やってみるうちにそんな気になってきた。
読みを二回やってから、休憩して軽く食べる。カロリーメイト。
相手役の武曽さんと雑談し、再び稽古。近い位置で本読み。
1時半終了。
2時半帰宅。いつもよりだいぶ早い時間だったが、夜に帰ってきたみたいに眠かった。
5時過ぎまで寝た。
夜、お粥、納豆食べる。回復食二日目。火曜か水曜くらいまでに普通の飯に戻すペースで濃くしている。明日は野菜と卵、明後日は魚と、食材も足していく。
ファスティングの回復食は、体調のためというよりは、食欲の暴走を抑えるためではないかとも思う。
いしいひさいち『現代思想の遭難者たち』読む。カフカのネタに笑った。