6時半起き。曇り。
回復食5日目。粥ではなく柔らかめに飯を炊いて食べた。
8時半過ぎに家を出る。
今稽古している芝居で口笛を吹くので、自転車に乗りながら練習した。長いこと吹いていないので、音に息が漏れ、動物を呼ぶような音しか出ない。
コンビニで、ブリッジのことを調べ、アプリでプレイする。
コントラクトブリッジ、クリベッジ、ホイスト、バックギャモン、チェッカー、ドミノといったゲームのルールが気になった。調べようと思えば調べられるということが、今の時代に生まれたことのメリットだ。
ブリッジは高校生の時に存在を知った。ハインラインの『自由未来』というSF小説に出てきたのだ。作中、ブリッジの描写があり、プレイをしながら会話が進むのが、大変知的で洗練されているように思えた。のちにNHKで入門講座を放送したことがあり、録画して覚えようとしたのだが、まだるっこしくてルールも面白さもわからず、番組も途中までしか見なかった。
クリベッジはスティーブン・キングの小説に出てきた。いや、クーンツだったか? 作品名が思い出せないのだが、物語の中である登場人物が「ゲーム」と呼ぶものはクリベッジのことを指しているという説明があった。
チェッカー、ドミノは、ヴォネガットの『スローターハウス5』に名前だけ出てきた。イギリス人捕虜たちが、その名手であったというふうに。
ウディ・アレンの「死神のノック」という短編小説では、ジン・ラミー知った。これは十年ちょっと前にネットでルールを覚えて、実際に遊んだ。奥が深く、二人で遊ぶとなかなかはまる。
で、今朝はブリッジを、まずはアプリでやって、ルールを覚え始めている。実際にプレイすると、わからなかったことがいっぺんにわかるようになる。そして、あまたある入門書の問題点は、最初に面白さを、もしくは面白さを知るヒント伝えていないことだ、と、傲慢な消費者の論理を頭の中で振りかざしながら、仕事に向かった。
午後、来週までにと言われた仕事をひとつクリアできた。
夕方、サミットでミニ大根、鯨の缶詰、シラス干し買う。
夜、シラス丼を作って食べる。
口笛トレーニングをする。高音を出す時はリードを変更するという記事をネットで読み、舌の位置と形を変えて色々試す。
11時半就寝。