9時半起き。
朝飯に、イクラ丼、ポトフ、なすのぬか漬けを食べた。
ホウ・シャオシェンの映画が観たくなり、Amazon Primeを検索すると、「恋恋風塵」と「冬冬の夏休み」が会員特典のリストに入っていた。しかし「悲情城市」はなかった。
TSUTAYAで検索しても、「悲情城市」はなかった。なぜだ? 納得いかない。
昼、マーガリン入りパンと、ポトフ、チキンハンバーグを食べる。
「時効警察はじめました」見る。趣里さんがゲストの回。ちょっとハスキーな声で、動きと台詞のキレがいい。
3時半過ぎ、走りに行く。今日は長い距離を走る日だ。最後の1キロから2キロはペースを上げて追い込まないといけない。それまでは普通に走る。
五日市街道を吉祥寺方面に走った。片道7.5キロ走るつもりだったが、どこがその地点になるか事前に調べなかったので、いつも走っている5キロ地点から15分先まで走り、そこから折り返した。
ラスト2キロ地点で追い込みをかけた。1キロほどは、ペースを上げても息があがらなかったが、最後の1キロはキツくなった。キツくならないと意味はないのだが、やはりしんどかった。
走り終えてから、その辺を歩いて息が整うのを待った。これで、月曜から日曜までのメニューは終了。本来、12月16日から始めるつもりのメニューだったが、無事できたので、もしかするともっと追い込んだ内容で始められるかもしれない。
走った距離は15.7キロ。タイムは1時間23分12秒だった。1キロを5分17秒くらいか? この前のフルマラソンよりは早いペースだったろう。
夕食に塩焼きそば食べる。
「犬神家の一族」観る。
カットのつなぎが、観ている人の感覚よりほんの少し早くなっていて、テンポがすごく早かった。佐清マスクの使い方は独創的だし、島田陽子は美しいし、見始めたら止まらなかった。 角川映画第一弾を製作するにあたって、角川春樹がどのような条件を出したのかわからないが、市川崑監督は持てるテクニックを惜しまず、伸び伸び撮っているように思えた。 やはり、最初の映画だから、監督の意向を最優先したのだろうか。
同時期の「君よ憤怒の河を渉れ」などは、監督の力みが変な方向にズレて、今の目で見るとかなり変な映画になっているが、「犬神家の一族」にはそういう要素がない。だからこそ、2006年に、カットを替えずにリメイクしたのだろう。
が、市川崑だって変なものを撮っているのだ。戦艦大和を題材にしたテレビドラマ。あれはひどかった。甲板の場面で兵士の張りぼてを使っていたし。マッチが戦死する場面の息絶える動きが、めちゃくちゃキレ良かったし。たぶん、演出は意見だけして、名前を貸し、現場にはいなかったのではないか。