昨年からマインドマップを始めた。
これは、トニー・ブザンという人が提唱しているノート術で、中央にノートの主題を書き、そこから放射状に枝を伸ばしていく。関連するキーワードを枝に沿って書き込む。
考えをまとめる時に非常に有効な方法だと思う。
そのマインドマップ関連の本が、最近急に増えている。
口コミで評判が広がり、読者需要が広がったのだろう。
そして、パソコンでマインドマップを描くソフトも登場した。
有償・無償色々ある中で、やはりフリーのソフトが人気が高い。
Freemind というソフトだ。
java言語で書かれているため、パソコンにjava1.4のランタイムをインストールしておかないといけない。
ところがこのソフトは去年に試してみて一度挫折している。
マインドマップみたいな直感的なものは、手書きが一番融通が効くと思って、使い方を真剣に調べることなくアンインストールしてしまったのだ。
だが、最近増えだしたマインドマップ関連のサイトを見ると、このソフトは結構使いやすいのだという。
そこで、今度はちゃんと使い方を覚えてみようと思い、再インストールしてみた。
なるほど、確かにクリック一つで枝が出来る。
兄弟枝も子枝も思いのままだし、修正が実に簡単にできる。
手書きの欠点は修正が難しいことなのだ。
描いているうちに、同じようなカテゴリを別々の枝に伸ばしていることに気づいたりすることがよくある。
書き直せばいいのだけど、例えばちょっとした文章を書く時にメモをする程度のマインドマップで、わざわざ書き直すのはめんどくさいということもある。紙ももったいないし。
というわけで、昼の間はFreemind を使って、次回公演のストーリーなどを考えた。
登場人物の履歴、思いついた台詞、エピソードなど、雑多な思いつきが1枚の紙にまとめられる。
そして、なにが足りないのかがわかってくる。
このプロセスはなかなか心地よいものだ。
『哲学者の密室』読む。
電車で読んでいたら、うとうとしてしまい、思わず放り出すところだった。
放り出すといっても分厚い文庫だから、誰かに当たったらヤバイところだった。
朝、洗濯物を干しっぱなしにして出かけたら、夕方4時前後ににわか雨が降ってしまった。
6時半に帰宅した頃には雨はやんでいた。
この時の気分を『北斗の拳』ふうに言えば、
「クソ野盗ども! 俺のいない間に村を襲いやがって!」
だった。
洗濯物を取り込み、再び洗い物カゴに戻す。
腹立たしい。
スパゲティーを茹で、ミートソースをかけて食べる。
そのうちに頭が痛くなってきたので、8時に寝る。
12時に起きる。
持っているキャンディーズの音源から、ミキちゃんがメインボーカルをとっているものをまとめる。
キャンディーズのデビューは1973年だが、1975年まではヒット曲に恵まれなかった。
1975年に『年下の男の子』がヒットする。
リアルタイムでは聞いてないが、友達の妹が口ずさんでいたのを覚えている。
『ハートのエースが出てこない』あたりから、リアルタイムで聞いている。
1975年までは、コンサート活動をそれほどしていなかった。
売れていなかったからということもある。
だが、翌年1976年から、解散した1978年3月までは、かなりのペースでこなしている。
歌やコーラスが飛躍的に良くなった。
やはり、ライブをこなしまくると、アーチストのパフォーマンスは向上するのだな。
ミキちゃんはシングルのB面でメインボーカルをとることが多かったのだが、この時期のミキちゃんの歌声はハスキーっぽい大人声で、アイドル歌手とはとても思えない。
素直に、うまいなあと思う。
キャンディーズが解散して5年後に、ミキちゃんは一瞬だけソロデビューした。
キャンペーンソングを歌っていた。
だけど、なんだか強ばった顔をしていて、小さい頃に好きだったミキちゃんと同一人物とは思えなかった。
少し、ひいて見ていた。
結局、その後ミキちゃんはすぐ結婚し、再び表舞台から去ることになる。
22年間、音沙汰無しだ。
芸能界ではなく、芸能が好きだったらしく、スポットライトを浴びるよりは歌いたいだけという子供だったらしい。
だから、再デビューの折、
「普通の女の子に戻りたいと言ってたのに」
云々、とインタビューされるのが、鬱陶しかったのではないか。
だから、キャンディーズの復活とかは、見たくない。
見るべきものじゃないような気がする。
3人とも随分長いこと歌を歌ってないだろうし。
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