考え事で暇つぶし

4時50分起き。外はもう明るくなっていた。
昨日仕込んだ竹の子ご飯を炊き、豆腐の味噌汁を作った。ご飯はすぐに炊けた。朝飯に、それらと茄子のぬか漬け。竹の子ご飯の味つけをする時、醤油の代わりに『いしる』を使ってみたが、出汁の旨味が加わったような気がする。

書き作業を少しして、6時過ぎから二度寝。7時20分起き。

自転車で現場に向かう。上着は着ず。東野幸司の『ホンモノラジオ』聞く。

8時半現場着。

『アイディア大全』読了。最後に紹介されていた発想法が『夢』というのが良かった。

午前中、先週スタートした商品のデータが来るかなあと思いながらぼんやりと待っていたが、今日も来なかった。

で、ぼんやりとNetflixの映画について考えていた。
最近はコーエン兄弟の『バスターのバラード』をちびちびと見ている。予算が無駄なく使われているなあと思った。お金さえあれば良い映画が撮れるわけではなく、そのお金をちゃんと形に出来るかどうかはやはり監督次第だなあと思った。
他の某作品を再生して見た。冒頭、女が歩いているのを妙に高い位置から映していて、女が通り過ぎるとカメラは低い位置に下りて女の後をついていき、一緒に建物の中に入る映像だったが、かっこ悪い、と思った。長いし、色も汚い。Netflixの金を無駄に使っている例だと思った。

Amazon Primeで『私をくいとめて』が公開されていた。これは嬉しかった。昨日それを知って、温泉旅行後のシーンを見てみたが、やはりのんはすごい芝居をしていた。鳥肌が立った。
『戦場のメリークリスマス』は見られなくなっていた。『ファーゴ』はまた見られるようになっていた。作品の公開期間の仕組みがどうなっているのかはよくわからない。見られるうちに見といた方がいいようだ。

映画のことや他のことを考え、仕事はほとんどせずに昼。
『ゆたか食堂』へ行き、カツ丼を食べた。昼から飲める店で、三十代くらいの姐さんが飲んでいた。結構酔っていた。もう一杯を頼む姐さんに、店の人は、「おねえさん、もうお酒出せない」と断っていた。そのくらいにしておけ、という意味で言っていた。姐さんは怒り出した。店の人には気の毒だが、昭和に撮られた映画を見ているような気分になり嬉しくなってしまった。

サンドラ・へフェリン『外国人女性はなぜ前髪を作らないのか』読み始める。

午後も差し迫った作業はなし。

夕方、サミットで買い物。ブルコギ用牛肉、もやし、みょうがを買う。

6時40分帰宅。走らなくてもいい日なので、休む権利を行使するぞ、と思った。

夕食に、竹の子ご飯、マルシンハンバーグ、目玉焼き、茄子のぬか漬け、味噌汁。

母からメール。父の様子を知らせてきた。今週、クリニックの先生と打ち合わせがあるのだが、そのために家の電話機をなんとかしてくれという。
接触に難ありなのかもしれないと思い、Amazonで新しい電話を注文し、届け先を実家にした。
また、父の散歩について『散歩なんてとんでもない』と、オレに釘を刺すようなことを書いていた。完全に意固地になっている。3月の上旬、父が近所のコンビニへ行き気分が悪くなり、近所の人が母に知らせにきたことがあって以来、自分の看護について世間の人はどう思うだろうかという意識が母の中に出来てしまった。

電気グルーヴのYotube番組が唐突に始まっていた。『音故郷』と称して、二人が音楽的ルーツを語る内容で、初回はニューオーダーだった。45分の放送中、脱線が半分以上を占めていた。瀧さんが「まあー…」と言った時、田中角栄の真似をするのかと卓球さんは期待して反応したが、当然そうではなかった。でも瀧さんがその時、「あとでやってあげるから」と言って話を続けたのが、大変、萌えた。
面白かったので酒なしでは見られず、家にある酒を探すと、去年漬けた桑の実酒とサクランボ酒しかなかったので、それらをロックで飲んだ。

11時半就寝。