3時半起き。
冬の釣りに着ていたワークマンのジャンパーを着て、旧江戸川の河口に向かった。2018年暮れに買ったジャンパーだが、2019年、2020年と全然着ていなかった。しかし昨年からはしょっちゅう利用するようになったので、元はしっかりとった。
なぎさニュータウンそばの堤防沿いに自転車を止め、タックルの支度をして河原に下りた。ランガンをするつもりだったので、必要なものをポーチに入れただけの軽装だった。
見明川を正面に見るあたりにアングラーがいた。下流に向かって歩く。釣れた場合ネットがないとキャッチできないので、柵のある場所はスルーした。
H岩を通り過ぎ、舞浜大橋北側のゴロタ石で釣りを始めた。満潮時刻は5時過ぎで、流れはまだ若干上げているようだった。
アルゴ105から投げ始めた。前回シーバスを釣ったルアーだし、今日はこいつをたっぷり投げてみたかった。
アップ、ダウンと数回投げては下流に移動することを繰り返した。ボイルはなく、シーバスはあまり上層には上がってきていないのかなと思ったが、それでも上層を引くことにこだわった。
橋の南側に抜けると、河口の突端までアングラーが等間隔にいた。これは入れないなあと思い、湾部分まで歩いた。湾は流れとは無縁で、満潮時刻が近づいているためか、水面が穏やかに凪いでいた。
東の空は4時を過ぎるとすぐに明るくなりはじめていた。日の出時刻は5時過ぎだったので、マズメの時間はおよそ1時間ということになる。
湾で釣りをしている時、目の前ででかいボラが跳ねた。そして、岸際を悠然とエイが横切っていった。生き物の数は増えている。
明るくなってからもアルゴ105を投げ続けた。そのうち、右腕の筋肉が痛くなってきた。重い安竿で昨日からキャスティングを続けてきたせいだろう。
この竿を買った2016年は、まだとてつもなくキャスティングが下手で、高切れやバックラッシュを頻繁にやらかしていたが、昨日も今日もそういうことはなかった。さすがにこの半年あまりの修練で、キャスティング能力は向上したのだと思いたい。まだ微妙なコントロールは危ういけれど。あと、素振りだけ上手くなってもヒット打たないと二軍落ちだけど。ていうかクビだよね。オレなんか。
日が昇りはじめたので、湾からなぎさ公園方面に向かって戻ることにした。寒くてギブアップというのが本当のところだった。
橋の下で何度かアルゴを投げてみたが、特に反応はなかった。
橋の北側のゴロタ石にはアングラーが等間隔で並んでいた。土日はやはり混むのだなあと思った。
歩きながら、アングラーの投げているルアーを盗み見た。バイブと、ラトル音のするトップウォーターを引いている人がいた。
見明川向かいにはアングラーが三人いた。そこをポイントと認識してしっかり陣取っている感じだった。
6時、実家帰宅。母はまだ寝ていた。思ったよりも早い時間だった。朝日の加減からいって、7時くらいにはなっていると思っていた。
ルアーを真水で洗い、編み作業を少しした。
朝飯に味噌汁でも作ろうかと思い台所に行くと、母が起きてきた。
朝飯に、ご飯、ふきの煮物、冷凍焼売食べる。
12時まで寝直した。
起きて、今週は夕方に満潮となる日が多いため、実家にちょくちょく帰るであろうと母に告げ、1時に実家を出る。
中野の島忠へ行き、水耕栽培の自動給水に使う器具を探す。
給水タンクとホースはネットで買ったのだが、自動給水をする器具の口径がホースより太かったので、アタッチメントのようなものを探したのだ。
しかし、寸法も測っていないのに器具だけ探しても無駄足だと気づいたので、結局何も買わず店を出た。
サミットで、冷凍焼売、ポテトフライなどを買う。レジに並んでいる時にラジコをつけて、中日広島戦の放送を聞くと、中日が3回表の時点で8対0と買っていた。その場でガッツポーズをした。
3時帰宅。
野球放送を聞きながら、AKIRA編みをする。
その頃、日本ハムと対戦していた佐々木朗希が、先週に続いてパーフェクトピッチングを続けていた。
夢か? と思った。
広島はじわりと得点を重ねて、7回までに4点を入れた。中日は追い上げられているというイヤなムードになっていたが、8回に阿部がツーランで突き放し、そのまま10対4で勝利した。
佐々木は8回終了後にパーフェクトのままマウンドを降りた。
この交代について、ネット界隈の反応は、井口監督を称えるものが多かった。2007年の日本シリーズで落合監督が山井を岩瀬に代えた時とは、世間の反応が180度違っているのは興味深い現象だ。2007年から2022年までの15年間で、日本がどのように変化したのかを、この現象元にして比較すると面白いと思う。
2007年だと、まだtwitterやフェイスブックは広まっておらずメジャーなSNSはmixiだった。2ちゃんねるがまだ健在だった。mixiニュースでは落合に批判的なコメントの方が多かったと記憶している。
山井降板事件はその後も繰り返し語られることになり、その都度野球関係者やファンの野球観をアップデートしてきた。ゆえに、今回井口監督が下した決断に対しても、ファンはすでに「そういうのアリ」という心の準備はできていたといえる。
夜、冷凍焼売の食べ比べというバカなことをする。日頃お世話になっている陳建一の焼売が結局一番美味かった。
11時過ぎ就寝。