朝、18日の発表会に向けての最終調整。やるのは、伊勢海老おじさんがしてくれたお話、インベンション、沈んでいった鍵盤。
この秋はずっとそれらに取り組んでいたので、さすがに安定してきたが、本番は何が起きるかわからない。昨年は途中で手が止まり、頭の中が真っ白になった。
次の課題について先生と話す。自分で買って練習してみたものがあるのだが、身の程知らずでした云々と話す。発表会後にメールで送ってくれと言われた。
1時に家を出る。自転車で中野の駐輪場に向かう。
駐輪場に着いたとき、スマホを家に忘れたことに気がついた。スマホを取りに戻り、再び駐輪場に着いた時には1時間が経っていた。
JRで横浜へ。
横浜駅の南西にある町中華『龍王』で、昼飯に龍王ラーメンと半チャーハンを食べた。
歩いてみなとみらい方面に向かう。途中、公園で、コンビニで買ったビールを飲み、自分を『ちょっとだけ出来上がった状態』に近づける。4時を過ぎそうになった頃に飲み終わった。空がすでに夕方の色合いになっていた。
ぴあアリーナMMへ、打首獄門同好会の『新型コロナウイルスが憎かった』ツアーファイナルを見に行く。チケット代はコロナ割引適用で5000円そこそこだった。安すぎないかと心配になった。
クロークに荷物を預け、スタンディングの声出しゾーンへ。グッズの獄Tシャツを着た人の割合がとても高かった。
開演アナウンスの後、スクリーンに映像が映し出され、おなじみ『10獄放送局』のオープニングが流れた。大歓声。
内容は、予想通り、換気ソングの第3弾を作るというものだった。タイトルは「俺たちの換気デイズ」だった。大いに笑い、客席が温まりきったところで開演となった。
曲ごとに、MVのゲスト出演者が舞台のセリから登場する演出だった。「死亡フラグを立てないで」のサビで桃乃木かなが天使の格好で登場すると、近くにいた女子客が「かわいーっ!」と声をかけていた。「地味な生活」ではサンバダンサーの中島洋二が、まるで幸せの使者みたいに登場した。「鬼の副長HIZIKATA」ではレキシの池ちゃんが登場した。池ちゃんは打首が大好きなんだということが伝わってきた。
途中のMCで大澤会長は、ツアーファイナルが二回連続で中止になったことや、今回ライブで声出しができるようになったことの喜びを、とつとつと話していた。会長がライブで言葉に詰まりがちになるのは珍しいのではないか。
アンコールは、まさかの『ひらけ!カンキッキ』登場で、チダさんが両袖ヒラヒラ衣装で「換気パッパ」を歌いきった。
ラストは、ゲスト出演者がステージに並んで、客席を背景に記念撮影をして終わった。
楽しかった。楽しすぎた。
横浜駅まで歩く。今日は実家に帰って明日の早朝にシーバス釣りに行こうと思っていたのだが、釣りをする気分ではなかった。楽しかったという思いが胸の内にあるまま、酒でも飲んで寝てしまおうと思った。
で、実家に帰るのをやめ、9時過ぎ帰宅。ビールを飲み、余韻に浸り、12時就寝。