土俵際のウイルス

昨日の夜茹でた大豆と、実家から持ってきたランチョンミートを使い、ポークビーンズを作った。
昼、パンと一緒にそれを食べた。

風邪をひくかひかないかの瀬戸際にいる。
今日は一日静養し、ウイルスを身体から叩き出そうと思った。

図書館で本を借りる。
リチャード・ディレロ『ビートルズ神話を剥ぐ』をようやく見つけた。
早速読む。
著者はアップルの元社員で、デレク・テイラーの部下。

これはかなり面白い。
アップルで見聞きしたことを、徹底的にスクラップブックにまとめたような本だ。
ビートルズ史を検証するにあたり、アップルの参考資料として欠かせない本だ。

他に借りたのは、シンシア・レノン『ジョン・レノンに恋して』
田村高廣さんを偲んだ本。
いとしこいし師匠の漫才本。

昼飯にまたサッポロ一番を食べた。
油揚げ麺であるがゆえに、茹で汁にコクが出るのだな。
お湯を別に沸かしてスープを作るより、このラーメンは茹で汁でスープを溶かした方が絶対にうまい。

貰い物のシュトーレンでコーヒー。
ドイツの菓子パンらしい。

夜、スープカレーを作る。
肉類をまったく使わなかったにも関わらず、けっこう美味しくできた。
一口食べただけで汗が出る。
その汗に、難民となったウイルスがひしめいているように感じる。

一日ゆっくりしたおかげか、喉の調子は大分良くなった。
風邪をひかずに済みそうだ。