立浪監督辞任

4時半起き。

6時まで「甘納豆」「あこや貝」を中心に練習。

『白い巨塔』27話見る。財前は、佐々木似の男の合併症再手術をする。これは早く済む。選挙の票稼ぎのため、財前外科の若手たちを舞鶴に左遷するイベントあり。君子は、佐枝子の説得と、佐々木の奥さん(中村玉緒)を目にしたことで、証人に立つことを決意。しかし夫は相変わらず頑な。

朝飯に、ご飯、納豆、切り干し大根、だし巻き卵、なめこ味噌汁。

稽古場へ。「あこや貝」「甘納豆」ともに、後半部分をもう少し慣れようという状況。両方とも、次に仕上げができるといいのだが。

午前中、昨日送ったメールの返事を読む。ヨネトシさんのヘルプ関連。ふと思い出し、3月に自分が作った資料や、コードチェックの方法などをメールした。

昼、図書館へ行き、予約した本借りる。サミットで、食パン、レタス、卵、しょうゆなど買う。

昼飯に、ハムサンドと味噌汁。

午後、ヨネトシさんからヘルプ関連のメールがくる。ペアプログラミングをしたいという内容だった。二人でコードを書き、儂が添削するみたいなことをお願いされた。さすがにそれはできん。実力的ではなくそんなヒマはないし、メリットはヨネトシさんにしかない。

いったん、リーダーに、もやもやっとしたことをメールし、落ち着いてからヨネトシさんが作ったドキュメントに関する感想をメールする。本日はそれでおしまい。

宮古島からメール。懸案事項について返信がなかったので催促したら今日返信がきた。内容を確認して返信した。

同じく、健診のお姉ちゃんからもメールがきた。こちらも、儂が送ったメールに返信がなかったので、「届いてない?」と再送したら、「明日返事します!」という内容の返信が来た。

立浪監督が辞任した。

今年の4月、四番中田で回っている時、首位に立った。その後、4月18日に柳が炎上しての敗戦があった。おかしくなったのはそれからだったと思う。直後、5連敗した。

だが、昨年や一昨年に比べると、それ以外に大きな連敗はなかったように思う。交流戦の時も、3戦中1勝はする塩梅だった。

だが、連勝もなかった。こつこつと負けを増やしていき、本日、とうとう最下位になってしまった。

一つ一つの試合を見ると、今年はやはり、去年までと違っていたように思う。追いついたり逆転したりという展開がまあまああった。だが、土壇場で追いついたのに延長で引き離されたり、あるいは引き分けのまま終わったりという試合が目立った。『流れ』を作るためには、そこを勝っておかないといけないのに、と思った。

三年間、歯がゆさは、流れのなさにあった。活躍する選手もいるし、個々は決して悪くないのに、なぜか連勝できなかった。

責任をとって辞任するというニュースを知った時、立浪さんならそうするだろうと思った。真面目で責任感がある努力の人。この人で優勝してもらいたいという気持ちは変わらない。

だが、就任一年目から、立浪さんの究極の欠点は、相手チームの選手に対し、結果的にチャンスと飛躍のきっかけを与えてしまうことではないかと思っていた。

巨人にいた時の中田が、中日戦で逆転満塁ホームランを打ったことがある。この時、中田は燻っていたのだが、打った直後に咆哮していた。あちゃー、中田を元気にしちゃった、と思った。

この時のように、相手の気をそらしたりすかしたりせず、正々堂々と勝負する精神がチームに行き渡ったことで、結果として、相手を生かす機会を増やしていたように感じる。

「オレは逃げも隠れもしない。さあ、投げてみろ!(打ってみろ!)」という勝負の仕方は、相手にとっては、自分がスランプである時ほど有り難いだろう。そして、スランプの選手がドラゴンズ戦をきっかけに立ち直ったら、相手チームとしても有り難い。

印象でしかないと言われればその通りなのだが、要するに、敵チームは立浪さんに対して、イヤな監督が相手だと思わなかったわけだ。

落合監督の場合、相手チームは、中日のことを、ほんっとにイヤなチームだと思っていたはずだ。この時点ですでに中日が有利だ。

この差は大きいが、実力云々ではないところが悲しい。

立浪さんは、巨人の監督になれば良かったのだ。人間のタイプや気質的に、これほどの適任者はいない。

『白い巨塔』28話見る。君子が証人として出廷するのを、とうとう夫が承諾した。山田吾一の大芝居が炸裂する。おいしいところを持っていきやがった。

財前の母親が体調を崩し、ケイ子が岡山に行くというので、財前は岡山大学の教授に手紙を書く。母親のことを思う場面になると、田宮二郎の芝居は細やかになり、つい、肩入れしたくなってしまう。ケイ子を演じる大地喜和子もそうだったのだろう。

ドラマの流れは裁判と選挙中心で、腰ぎんちゃくどもは暗躍し、佃(河原崎長一郎)などは、証人になる件で猿芝居を演じたりしている。

財前の策略で見合い結婚をさせられそうになった柳原だが、相手の女の子はけっこう可愛くて、柳原のことをすっかり気に入り、彼の部屋を訪れて掃除して帰ったり、いなり寿司とかを作って持ってきたりなどしている。オレンジのノースリーブなんぞ着て、丈の短いスカートなのに正座しちゃっておる。

おいおい、そんな格好で男の部屋に上がって大丈夫なのかい、おじさんは心配だぞ? などと思ってたら、案の定、柳原に押し倒されたので、「ほら言わんこっちゃない!」と思いつつ、以降、柳原のつもりでアテレコをして楽しんだ。「へっへっへっ、そんなカッコで男の部屋上がってきたら、どうなるかわかってんだろ?」的な。

事後、彼女は、してやったりの風情で服の乱れを直して帰っていくが、柳原は、やっちまった感まる出しで悔いている。

ラスト、岡山から帰ってきたケイ子に、母を大阪に呼び寄せ、小さい家を手に入れてそこに住んでもらうと語る財前は、優しいが、とても危うい。