朝、昨日作りすぎて保存しておいたチャーハンを温めて食べる。
午後、正月の買い物をする。
おせちを食べることは正月の神聖な義務となっている。
しかし何年か前のように、三が日分もの食材を用意することはさすがにしない。
元旦分のお煮染め、練り物類、定番ものがあれば良い。
帰宅後、煮豚と煮染めを作る。
煮豚は圧力鍋でちゃっちゃと作った。
煮染めは椎茸の戻し汁でゆっくり作った。
黒豆、なます、伊達巻き、栗きんとん、田作り、昆布巻きは冷蔵庫へ。
年賀状作りの続きをする。
色々試行錯誤した末、シンプルなものができた。
近鉄バッファローズのロゴと、闘牛士。
それだけの作業をするのに、日が暮れるまで時間がかかったので、印刷は先延ばしにする。
年越しのうどんを食べる。
鴨鍋のだし汁を保存しておいたので、おいしいつゆができた。
かき揚げをのせる。旨かった。
7時20分から紅白を観る。
昨年は大変面白かったのだが、それはシンプルな演出に鶴瓶師匠の喋りがよく合っていた体と思う。
今年は司会が中居君と仲間由紀恵だから、非常に心配だったt。
心配は杞憂に、終わらなかった。
演出のシンプルさは昨年の形を踏襲しており、ひたすら歌を楽しむという意味では良いと思ったが、MC部分に芸がない。
歌しか見る価値なしにするという意味では、逆に良かったのかもしれないが。
Perfumeの生声が部分的に聴けたのは良かった。
『ポリリズム』じゃない曲にして欲しかったが、まあこれ以外の選曲はあり得なかったろう。
浜崎あゆみは、怪我とか抜かす以前に、歌が非常に下手だった。
10年前はこれほど下手ではなかったと思うが。
外見をマドンナに似せているところが、安っぽさを増幅させていた。
トップバッターで良かったんじゃないか?
下手といえばSMAPも相当なものだった。
出場歌手中もっとも下手なのに、待ってました的な順番にいるのは、実力ではなく政治力のたまものか。
キマグレン、森山直太朗が良かった。
ミスチルは別のスタジオからの中継という特別待遇だったが、桜井さんの首周りが太っており、それゆえなのか声の出がしっかりしていた。
エルビス・コステロの物まねみたいな声じゃなかった。
年だろうか?
なんだかんだいって、結構楽しんで見てしまった。
出場歌手は例年になく地味だったかもしれない。
が、変なにぎやかしを入れない演出は、続けていく価値があると思う。
矢島美容室には紅組で出て欲しかった。
アーチストの後ろに大勢の人間を配置する人海戦術演出が今年も多かった。
キマグレンはその演出ゆえ、ゾクッとする瞬間があった。
だが去年のGacktのように効果的な人海戦術演出がなかったのは残念だ。
あえていえばミスチルだが。
来年はたぶん、今年のミスチル映像を、いまだ出場せぬ大物歌手への営業ツールに使うんじゃないだろうか。
永ちゃんが出てくれると嬉しいのだが。
トイレに行くか歯を磨くかしているどさくさに、年が明けた。
酔っぱらっており、気がつかなかった。
さようなら。まあ悪くなかった2008年。