秋になり復活したトマト

起きると8時48分だった。遅すぎ。

「甘納豆」「さよりっ子」をひと練習して稽古場へ。「甘納豆」を先にやるが、先月ある程度出来るようになった時よりも下手になっている。一方、さよりの方は順調で、こちらの方が先に仕上がりそう。おかしい。「甘納豆」を先に稽古したのに。

昼、中野南台の図書館と成田東図書館へそれぞれ行き、予約した本を受け取る。

サミットで、蓬莱の豚まん、玉ねぎを買う。

東野幸治のソフビ人形を買う。500個限定。少々お高いといえばお高いが、ダディのキュリオスにあやかるためには、ここが買い時だと強く思った。

午後、どさん子ツールの構造について上長から質問があったが、リーダーが代わりに答えてくれていた。お礼スタンプを送信する。

水耕栽培トマトの成長が著しい。

太陽が低くなり、午後2時前後のわずかな時間しか日光が当たらなくなってしまったため、養液はほとんど減らなくなったが、成長は止まらず、咲いた花は着実に結実している。もし、今日の日付がひと月前の9月30日なら、10月中に秋トマトの収穫が期待できただろう。今年は猛暑日が秋分の日まで続いたので、今の成長もその後に始まった。遅すぎるが、現在、実が10個近く実り始めており、新しい花もどんどん咲いている。木枯らしが吹き始めるまではこのまま育ててみる。

夜、ご飯、力士味噌、かぶのぬか漬け、きんぴらごぼう。メインのおかずがない感じだが、米が美味しいので全然気にならなかった。ふるさと納税でもらった『まっしぐら』の新米だが、うちに届くわずか一日か二日前に精米されたらしい。美味しいのはそのためだろうか。だとすると、収穫して精米してすぐ炊いた米は、めっちゃくちゃ美味しいだろう。

そういえば、打首獄門同好会の『10獄放送局』で、自分たちで借りた田んぼの米を炊いて食べる回があったが、炊いたご飯を会長が「人生で一番美味い」と言いながら食べていた。あれも、刈り入れして精米してすぐ炊いたからだろうか?

田んぼオーナー制度というのがあるらしく、心惹かれている。5万円で棚田のオーナーとなり、収穫された30キロほどの米を自分のものにできるらしい。3キロ5000円の計算になるから決して安くはないが、10月から3月まで、収穫された米を発送してもらえるらしい。たぶん、死ぬほど美味しいだろう。

8月に佐渡島のおにぎり店で食べたおにぎりも、死ぬほど美味しかった。マジで、あの時オレは、美味しすぎて死んだのかもしれない。そして、今のこの世界は、死後の世界なのかもしれない。

編み作業をする。右袖を進める。編みながら、The Band の The Last Waltz を聴く。

ゲットバックセッションより少し前に、ジョージ・ハリスンがザ・バンドとのセッションを体験し、バンドのありようについて非常に感じることが多かったらしい。要するに、うちのビートルズと違ってなんと公平で協力的なバンドなんだろうと感動したということだ。

その後、1968年の年明け早々、ひと月前後というかつかつのスケジュールで一枚のアルバム分の新曲を作ってレコーディングし、かつ、その曲でライブするという、どう考えても出来るわけがないテレビ番組企画のため、寒くて仕方ないトゥイッケナムスタジオにメンバーと集まるのだが、ザ・バンドとセッションしていなかったら、ジョージはもうちょっと我慢していたかな? と思う。

しかし、ここで我慢できずにスタジオを飛び出すことがあったから、のちの All Things Must Pass につながっているのだと思う。

All Things Must Pass は、スワンプロックそのものとはいえなくても、その影響がとても強いアルバムで、ジョージのソロ作品の中では音的にむしろ異質だ。そして、以降、すべてのソロ作品において、ジョーがバンドメンバーを大事にする態度は変わらなかったと思うし、だからこそ、バングラデシュ救済コンサートの実現や、トラベリングウィルベリーズというスーパーグループを結成することができたのだろう。そういうのは、レノンマッカートニーさんにはできない。お二人とも強烈過ぎる。

ザ・バンドを聴いていたのに、ジョージのことを考えてしまった。ラストワルツは、フェスのライブ盤だと思って聴くのがもっとも聴き心地がいい。

日本シリーズが始まっているが、まだ一戦も見ていない。ソフトバンクが2勝し、やっぱり圧勝かと思っていたら、昨日今日とDeNAが勝ち、対戦成績をタイにした。こうなると現金なもので、がぜん、DeNAを応援したくなる。

夜ご飯がさすがに少なくて、夜中11時頃に腹が減ってしまった。久しぶりにタロー軒へ行き、ラーメンを食べた。

帰って来てからも音楽を聴き、2時半就寝。