『阿修羅のごとく』第二話を見たっ!!

7時前起き。久しぶりの早起き。しかも真冬。

資源ゴミを出しに行き、8時半まで日記を書いたり色々。

9時半から作業。昨日、かなり色々なことをやったので、家でやることはほとんどなかった。依頼もなし。スケジュールの更新など、雑事をちょっとだけやった。

昼飯に、ご飯、唐揚げ、高野豆腐、かぼちゃ煮、きゅうりぬか漬け、豆腐なめこ味噌汁。唐揚げは、わざわざ揚げて食べた。当然のようにうまかった。

『魔の山』読む。散歩から帰ったハンス・カストルプは、二度目の朝飯でスタウトがもらえず、代わりのビールを飲み、部屋に戻ってウトウトする。起きると夕食。色々な人物がいるが、まだ名前を全然覚えられない。いとこのヨーアヒムくらいか。

きゅうりが一本余っていたのでポテトサラダを作った。ジャガイモよりきゅうりの方が高い。今年は水耕栽培できゅうりを育てようか。沢山できすぎても困るか。ジャガイモは茹でず、レンジで温めたものを使った。人参は冷凍していたものをこれもレンジで温めた。これに、薄切りシャウエッセンを炒めたものと、マリネした玉ねぎを加えた。マヨネーズはいつも味見しながら追加しているのだが、今回は重量を量り、全体の10パーセントを加えた。

「夢想」を地道に練習する。少しずつ慣れてきた。現在5分の2。

書き作業する。滞っていた部分がけっこう進んだ。既存のものとはまったく別のものになりそう。

夕食に、ご飯、唐揚げ、かぼちゃ煮、ポテトサラダ、なめこ豆腐味噌汁。ポテトサラダは、ジャガイモが若干固めだったので不安だったが、つぶしきらず固形分が残るという好みの食感になった。味はやや濃かったが、ここ数年で作ったポテトサラダの中では一番うまかった。そしてたぶん、もう二度と作れない。

『阿修羅のごとく』第二話見た。

冒頭、父の切腹を四姉妹が泣いて止める、コントみたいなイメージシーンがあり、ツボに入って爆笑してしまった。

咲子が姉たちに電話する。新聞の投書欄に父のことを投書したのは誰かという電話。『三姉妹』と書かれていたので、のけ者にされたのが頭にくるという内容。しかし、綱子、巻子、滝子には覚えがない。

綱子が、雇われていた料亭を首になる。宮沢りえは笑顔でお片付けしているが、額に激怒青筋がたくさん浮かんでいた。演技かメークか演出か? 、そこへ鷹男がやってくる。滝子が依頼した興信所の調査員勝又が、滝子といい感じらしいので、呼んでくっつけようという魂胆らしい。

先に滝子がやってくるが、続けて興信所の勝又がやってきたので、なんか企んでるなとピーンとくる。四姉妹のうち、ピリピリモードに入るスイッチは、蒼井優が一番速い印象。勝又を松田龍平が演じているのだが、空気の読めないすっとぼけ感が素晴らしい。「困ります、相手いるんで」と、超決定的な言葉をぼそっと言ったり、そのあとで滝子を追いかけて「あれ嘘です」と言ったり。

咲子の彼氏の試合を父も見に来て、咲子の隣に座る。ボクシングシーン、すごく迫力があった。しかし咲子は、途中で見ていられなくなり、会場を出てしまう。戻ると、父と鉢合わせ。負けたらしい。「何で出ていくんだよ」と彼氏。そりゃそうだが、ここで広瀬すずに、何も言わさず、すまなそうな顔もさせない演出が良かった。ここでも、女が強くなることで、男が滑稽になる効果が出ている。咲子がすまなそうな顔したら、咲子のせいで負けたみたいになっちゃうけど、弱いから負けたわけだから。

父の愛人の子供が交通事故に遭う。その日、四姉妹は実家に集まり、例の投書のことを話し合おうとするが、父の帰りが遅い。咲子は、ボクサー彼氏の陣内も連れてこようとするが、いじけてこない。でも一応咲子は、地図を書いてあげる。地図で示して駅のマークに「えき」と書いたのが大変かわいかった。

父が帰ってこないので、巻子は鷹男に電話し、愛人宅の様子を見に行ってもらう。すると、隣家の人が「病院ですよ」と伝えてくれる。それを伝えに鷹男は四姉妹の集う実家へ。玄関で鷹男を迎えた巻子は、投書でもらった景品グッズが玄関にあるのを発見。投書したのはお母さん? という落ち。遅い時間に父が帰ってくる。何も言わないけど、知っていて、知られているのを知っていて、みたいな空気。國村さんの味わい炸裂。

2話はコメディー色が強くて、笑いながら見てしまった。物語の緩急のつけ方は、映画ではなくテレビドラマの感じだった。

ネットで検索すると、ドロドロ展開みたいな書かれ方で紹介されているが、むしろまったく正反対の、コメディーホームドラマである。ラストの、父が帰宅した時の、なんとも言えないホッとした感じは、ああ、ホームドラマだなあと思った。来週を楽しみにするホームドラマだ。

向田邦子だもの。『寺内貫太郎一家』の人だもの。そら、そうでしょ。

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