ホール&オーツの絶頂期

11時過ぎ起き。7時にいったん起きたが、休日満喫二度寝をした。

昼飯にナポリタンを作って食べた。しめじの代わりにマッシュルームを使った。

風が強かったので走らず。

午後、ストレッチと筋トレと呼吸をする。呼吸は、横になって臍下丹田に息を送り込むやつ。瞑想のようなもの。

外の、何も植えていない植木鉢が、ネズミによって掘り返されていた。12月末に古くなった食材を埋めたのだが、匂いを嗅ぎつけてやってきたようだ。デスモアが散らばっていたので、そちらも食べたようだ。

デスモアは、昨年設置した時に一気に減り4セットのうち3セット分のエサが数日でなくなった。最後の1セットは設置してもまったく減らなかった。そのあたりで、先に食べた連中に薬剤が効いたのだろう。

その後も置きっぱなしにしているのだが、量に目立つ変化は見られない。しかし、周囲にエサが散らばっていることが時々あるので、昨年来た奴らとは別の連中が遠征してして、つまみ食いをすることがあるのかもしれない。姿を見ていないのでわからんが。

ただ、生ゴミを土に埋めなければ、彼らにとってはエサがない状態になる。埋めてしばらく経つと、微生物による分解が進み、彼らも「何かあるぞ」と気がつくのだろう。気温が低い季節なら、生ゴミに虫がわくことがないので、埋めて処理する必要はないかもしれない。

夜、冷凍していた鶏むね肉を解凍し、親子丼を作って食べた。親子丼鍋の表面に穴があいていたので、ご飯を炊くときに使っている片手鍋で作ったが、問題なく作れた。

『魔の山』読む。ハンス・カストルプの滞在が1週間を過ぎた。長い距離を散歩し、標高の高いところまで行って戻る時、鼻血が出てしまい、ベンチに横になって休んだ時に夢を見る。少年時代憧れていたプシービスラフという少年が出てくる。彼に憧れており、鉛筆を借りたことを思い出した。そして、大きな音を立ててドアを閉めるショーシャ夫人は彼に似ていた。だから気になっていたのだ。その後、ドクトル・クロコフスキーによる、愛についての講演を聴講する。使われている『愛』という言葉が指し示しているのは、現在の我々が通俗的に使っているそれとは違うようで、我を忘れさせていけないことをさせる元凶みたいなニュアンスだった。その後、ハンス・カストルプは、食堂でショーシャ夫人を意識することを、ひそやかな楽しみとするようにになる。

「夢想」練習する。スコアを淡々と進めて、正しいのかわからなくなると、Youtube で確認し、こうなるのかと理想像を確認しつつ進めるようにした。たぶん6月はこれをやる。

『ノスタルジア』ちょっと見る。イタリア映画として撮られたらしい。室内場面の照明が美しい。人物が移動する時、顔が影に入って真っ黒になったかと思えば、どこかからさしている光があたって再び顔の一部が浮かび上がったりする。また、外の明かりが入ってきたり、隣の部屋が明るくなったりするのに応じて、全体の陰影パターンも変化する。そういうのを眺めているだけで、とにかく飽きない。だが、ストーリーだけを追って見ていたら、とにかく飽きるかもしれない。

TSUTAYA DISCAS で、旧作が一枚50円のキャンペーンをやっていた。今日までだったので、あわてて6枚ほどレンタル予約をした。

ホール&オーツの「マンイーター」について解説した西寺郷太のWeb連載記事を読んだ。ソウル・マニアなのに固定ドラマーがいなかったため、ドラマーに忖度することなくリズム・マシーンを使うことができ、80年代前半にモダンな音を率先して作り出すことができたという分析が大変面白かった。

去年、ダリル・ホールがジョン・オーツを訴えたというニュースを知った。ホール&オーツに関する何かの権利を、ダリルの同意なくジョンが売却しようとしたためらしい。二人とも70代後半だし、現役でないことは明らかだが、そういう形でコンビ解散となってしまうのは悲しい。その後どうなったのだろう。

ホール&オーツの1982年来日公演映像が Youtube にアップされていた。アルバム『H2O』リリース直後で、セットリストには「マンイーター」だけ入っていた。サポートバンドは全盛期メンバーで、ダリル・ホールの声は実によく通り、高音も安々と出している。「マンイーター」が全米1位になる直前のこの時期が、ホール&オーツの絶頂期だったろう。

2時半就寝。

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