テネイシャスDの映画

朝、バナナを食べ、昼は弁当。
食べること以外特に書くことのない、平穏な平日であった。

夕方TSUTAYAでDVD借りる。
テネイシャスD主演の『ザ・ピック・オブ・ディスティニー』

夕飯にから揚げ、サラダ食べる。
腹を落ち着けてから走る。
鷺宮まで往復。8K。
10K走らなくても、冬場に15K走る以上の汗が出る。

風呂に入ってから、『ザ・ピック・オブ・ディスティニー』観る。
テネイシャスDは、ジャック・ブラックとカイル・ガスによるコンビ。
お笑いコンビというべきか、ミュージシャンというべきか。
以前、シングル『トリビュート』のPVを見て、爆笑したことがある。

筋はごく単純で、ロックスターになるため家出をしたジャック・ブラック(JB)が、ストリートミュージシャンのカイル・ガス(KG)と出会ってコンビを組み、一流ギタリストがみんな同じピックを持っていることを雑誌で発見し、そのピックを探す旅に出るというもの。
車中でまどろみ、ロックスターになった夢を見るJBのシーンに笑う。
演奏しながらどんどんメイクが濃くなり、二枚目顔になっていくところがムカつく。

B級映画としか言いようがないのだが、ロックが好きであればとても楽しめる。

「ロックとはこうだ」

という哲学に一貫して貫かれており、その迷いのなさが心地好い。
うだつの上がらない感じは、古谷実漫画の登場人物を思わせる。
日本でこういう役者は、いても世に出させてもらえないのだろうな、と思う。
そういういう意味でアメリカは、やはり懐が深いのだろう。