『ありがとう U.W.F』読む

8時起き。自主練の続きを少しして稽古場へ。「小さな羊飼い」ではなく、前回新しくやった「やぎ」と、昨日手をつけた「こうま」だけやった。一気に進んでテキストを全部仕上げたい! と、前々回くらいに思ったのだが、家に帰るとだんだんやる気がなくなってくる。ちょっとやばい。壁にぶち当たるとは今のような状態だ。

9時半から作業。セイゴさんから教えてもらったツールの SQL を修正し、速度テストを繰り返す。変更前のSQL より遅くなることもあるのがショックだった。

夕方、時間計測結果と共に、改修したツールをセイゴさんに送る。セイゴさんは、30分くらいかかると言っていたが、そこまではかからなかった。

サミットで買い物。69円セールをやっており、キウイ、ネーブル、きのこ類などが69円だった。レタス、鶏もも肉など買う。

鈴木浩充『ありがとうU.W.F 母さちに送る』読む。新生UWFの専務だった著者が、解散の引き金となったフロント陣横領疑惑を晴らすために書いた本。世間にどう思われてもい構わないが、母親がそのことをずっと気に病んでいたことを知ったのが、執筆の動機らしい。

フロント視点から見たUWFを語ることに徹しているため、逆に資料的説得力がある。

会社側はなるべく会場の席を満席にしたい。その方が信用にもなるし、続く大会の宣伝も打ちやすい。そのため、チケットが完売しなかった場合は、招待券をばらまいて席を埋める。

たとえ満席だったとしても、売上から経費を引けば、左うちわとまではいかないのが興行というものだろう。しかし満員御礼が続いているのを選手が見れば、会社の金庫に金が余っているはずだと思っても仕方がない。そうなれば、あれだけ儲かっているのになんで構文が飛び交うことになる。

これはジレンマでもある。満員が続いても大して儲からないことを選手が知ったら知ったで、モチベーションが下がってしまうだろう。

つまり 新生UWF は、満員神話が続いたために、選手とフロントの間に溝が出来たというわけだ。

旧UWFは興行が苦しかったために、選手間に溝ができた。うまくいってもいかなくても、結局溝ができるなら、いったいどうであればうまくいったのだろう。