また釣り愚痴

先日秩父で買ったしゃくし菜と、先週作ったフルーツケーキの残りを鞄につめ、三週間ぶりくらいに実家へ。

母、家にいた。最近発熱して、一週間くらいスポーツクラブに行ってないとのこと。冷蔵庫を見ると、食材がほぼほぼスッカラカンだった。

夕方、ベルクスで買い物。ひき肉、なめこ、ほうれん草、ミニトマト、クッキー、鮭、塩さばなど買う。

夕食にハンバーグを作った。「大きいの!」が食べたいと母が言ったので、手のひらサイズを4つ焼いた。肉がフライパンいっぱいにひしめき、残念ながら肉汁が多めに流れててしまった。

できたハンバーグに、ほうれん草のバターソテーとミニトマトを添えて食べた。ハンバーグは下味の塩分がやや強かったが、まあまあ美味しかった。おかずに良さそう。

居間のHDDレコーダーで、NHK-BSで再放送している「阿修羅のごとく」の録画予約をする。初回版。放送しているのをしらなかった。次の放送は4話目。なんとか後半には間に合いそう。

自宅から持ってきた一色の毛糸で編み作業をする。袖部分。こういうところをちまちまと進めておかないと、完成が春になってしまう。

潮位表を調べたが、明日も明後日も釣りには不向きな潮だった。しかし、旧江戸、中川、荒川、どこへ行っても釣れなさそうだし、実際、釣れないという声ばかり聞く。ルアーを一つ買おうと思ってAmazon のカートに入れっぱなしにしているが、こんな状況じゃポチる決断も鈍る。

湾奥のシーバス釣り人口は、明らかに減っていると思う。2021年の旧江戸は、週末の夜なんか河口にはとても入れなかったものだが、最近はたぶん、そこまで混んでいないはず。

このまま、来年2月頃のバチ抜けシーズンになっても空いていてくれるといいのだが、その時期だけ釣りをしに来る釣り人もいるだろうし、その頃には工事が終わって今より釣り場が広くなった旧江戸なんか、とてもポイントには入れないだろう。どうせ。

母曰く、ボートでやったらどうか、とのこと。Youtube で某プロが言っていたのと同じことを言うので、少し驚いた。確かに、ボートで沖まで行けば釣れているらしいし、そういう映像も見た。釣る経験を積まないとうまくならないのだから、いったんボートでそういう経験を積めと、プロさんは言っていた。ただ、そもそも知り合いにシーバス釣りをする人がいないし、ボート釣りもやったことがない。そこまでするのは面倒くさい。

その面倒くささは、やったことがないことを習う時にとっておきたい。たとえば今から社交ダンスを習うとして、教室を選んだりダンスシューズを探したりするのは、面倒くさいとは思わない。まったく知らないから。

でもシーバス釣りは、そもそも実家が葛西地区で、旧江戸川と中川に挟まれているという地理的に恵まれた条件にあり、それゆえにやっていることだ。ボート釣りをするなら、葛西に住んでなくてもいいじゃん、となる。屁理屈だ。

うまくならなくてもいいのだ。下手なまま、釣りたいし、釣れていたいのだ。