胃が弱いと自覚したことはあまりなく、どちらかといえば強靱な方だと思っていた。
風邪をひいたりインフルエンザにかかった時でも、食欲だけは平常時と変わらないため、よく食べよく眠ることで早いうちに回復を図ることができた。
ところが時々、風邪の症状が胃に現れることがある。
先週の月、火がそうだった。
胃が動かないから食べ物を受け付けない。
受け付けないから回復が遅い。
昨日は一日中気分が悪くて唸っていた。
苦しくて仕事にならなかった。
今日は結局仕事を休んだ。
食べないといけないから、消化に良い食べ物について考えた。
昨夜はおかゆを作って食べた。
これは間違いなく消化に良いだろう。
甘酒。
飲み物だけど身体が温まるし、身体が弱っている時には良いと思う。
冷蔵庫を開けてみた。
納豆とキムチが入っている。
キムチは消化に良いと思えない。
刺激物だ。
生活環境の変化。
最近自炊をする回数が減っているせいだろうか。
食べるものに対して無頓着になっている。
知らないうちに胃に悪いものばかり食べているかもしれない。
一人暮らしを始めたのは22歳の夏だった。
それまで料理をした経験はほとんどなかった。
部屋で食べるものはインスタント食かせいぜいご飯と炒め物。
それが25歳の冬に突然自炊に目覚め、母から「おふくろの味」を伝授してもらった。
卵焼き、きんぴらごぼう、オムレツ、さばの味噌煮。
そのあたりのメニューはその頃に聞いて覚えた。
カツ丼は教えてもらえなかったので、高田馬場にあるトンカツ屋に通い詰め、おっちゃんが卵でとじる様子を見学して作り方をコピーした。
魚柄仁之助さんの書籍には、自炊とは何かという考え方に大きな影響を受けた。
今さら気づいたが、この人のペンネームは「ウォッカ」と「ジン」のもじりなのだろうか?
芝居の稽古が佳境に入っても、ご飯を作らない日が2週間以上続くことはなかった。
それがここ数ヶ月、炊飯器を使う回数が極端に減った。
たぶんそのうちまた、作ろうとし始めるだろう。
環境の変化、心境の変化、何が要因となるかはわからないが。
今はどうも、献立を考えることがおっくうだ。
ご飯と、キムチだけで、別にいい。
来年4月13日の彩湖マラソンにエントリーした。
走り込みをするようになれば、嫌でも食べなければいけないし、そうなると外食やコンビニ食だけじゃ済ませられない。
朝と昼は何も食べられず、午後3時過ぎにトーストを2枚食べた。
腹が減っていたわけではなく、食べないといけないという義務感から無理矢理口に入れた。
6時過ぎ、VELOCEへ行き、サンドイッチを食べてコーヒーを飲んだ。
胃の調子は良くなっていたが、空腹感は感じなかった。
夏目漱石「行人」読む。
胃の調子が悪い友人の話が出てきた。
いったん家に帰り、銭湯に行く。
サウナと水風呂を数回往復し、泡風呂で暖まる。
入浴料が450円で、一日100人の客が来たとしても、売り上げは4万5千円だ。
100人来ているとはとても思えない。
都から保護を受けているのだと思う。
10時過ぎ帰宅。
ミルクを温めて、コーンフレークにかけて食べる。
こんなもの食べたの、何年ぶりだろう。
忘年会の二次会を予約する。
遅れて参加という人が結構いるため、一次会とは別に予約しておいた方が、当日の移動も楽だろう。
マグのホームページ改修、焦らず地道に進行。