当たり前のことだが、ねたみと不信感に苛まれていると、孤立感が深まっていき、孤立感はさらなるねたみを呼ぶ。
理屈はわかっているが、一度その連鎖に足を取られると抜け出せない。
逆らって無理にポジティブなことを考えても、理想と現実のギャップが激しく、気が抜けた時に反動でさらに沈んでいく。
だから、連鎖にはまった時は、沈んでいくことを自覚しながら、上がるきっかけを焦らずに待つしかない。
というのが、前回の初演から現在までに学んだことだ。
今日の午前中、連鎖にはまっていることに心が飽き始めているのがわかり、それがきっかけになって気分が浮上した。
浮上するタイミングで、少しだけポジティブなことを考えると、気分が明るくなる。
事態はなにも変わっていない。
良くもなっていなければ、悪くなってもいない。
重さは同じなのだ。
夕方、西荻で稽古。
半通しと、抜き稽古。
尾池さん来る。
稽古後、西荻で飲み。