忙しくなくても時間はない

アラビヤン焼きそば、というインスタント麺が、ビルのコンビニに売っていた。
昼に食べてみた。
通常のインスタント焼きそばは、ソースが油っこい液状であることが多いが、これは粉末。
油脂が少ないせいか、同じサイズの他の焼きそばよりもカロリーが低めだった。

すさまじい夕立。
オフィスにいても、外の天気がわかった。
局地的集中豪雨だ。
この夏は、これが多い。
地面のほとんどがアスファルトに覆われた都市においては、雨水は一気に河川へ流れ込むため、信じられない速さで流れは増量する。
以前、西荻のマクドナルドで雷雨にあった時、雨が収まった頃合いを見計らって家に帰ると、善福寺川の氾濫警報が区のスピーカーから流れていた。

7時まで残業し帰宅。
極めて蒸し暑い。

京極夏彦『魍魎の匣』上巻読む。
複雑な構成で、旧仮名遣いのメタ小説もあり、読み応えは十分、のはずなのだが、読書能力がぱっとせず、あまり進まなかった。
連日の打ち合わせと、日々の仕事で、神経がそろそろくたびれてきたかもしれない。
暑さもある。
それほど忙しいはずはないのに、なぜか時間がない。
つまりそれが忙しいということなのか、とも思うが、移動距離が短いから、実感がわかない。
一日一日、ちょっとずつ進んでいるが、進みは早くない。
一番、辛抱しなければならない時期だな。