意識的に休養

どうも眠りが妙で、夢ばかり見る。
それも、単発的なものが途切れることなく延々続き、傍観者としてそれを眺めているような感じで。
夢を見ながら、自分は起きているのだという意識さえ残っている。
でも気がつくと何時間も経っていて、やはり寝ていたのだなと思う。

そんな夜が明けて朝。
起きると体がガクンと崩れた。
蒸し暑い夜、タオルケットを掛けずにねていたら、いつの間にか気温が下がり、体が冷え切ってしまったらしい。
半分覚醒しているくらいなら、起きて窓を閉めるなりすれば良かったのだが、夢を見ている間中そういう意識はまったくなかった

どうにも調子が悪いので仕事を休む。
先月末からコツコツと働いてきて、体が息切れサインを出しているのかもしれない。

同僚はもっとすごく、夜の11時過ぎまで残業している。
たとえ芝居に関連する作業がまったくなくても、その時間まで残業するのは、自分にはできない。

横になって休んでいると、夢の続きが始まった。
夢というより、脳内イメージの脈絡なき連続上映といった感じで、なぜそんな夢を見るのかわからないまま、見続けていた。

夕方、体を起こし、ソーセージとザワークラウト食べる。

意識的に休養をとったのは久しぶりだ。
こういう日は、物事の進行や人間関係について頭をめぐらさない方がいい。
そういうことからも頭を遠ざけてこそ、休養なんだろう。

ゆっくり休んだおかげで、体力の源泉からふたたびエネルギーがわき出してきた。
気持ちの方はまだで、どんよりというよりもぼんやりとしている。
体を動かせば、後からついてくるだろう。
心配せず、それについて考えるのをやめる。