グインサーガのあとがき

 グインサーガの最新刊が出ていた。89巻目。
 電車の中で読み終える。
 前の巻でナリスが死んでしまったので、その死を悼みまくるのが今回の巻だった。
 100巻で完結するということになっているから、今後の展開はさすがに気になる。
 それにしても栗本薫、あとがきで(爆)とか、いまだに書きまくるのは、本当にどうにかして欲しいもんだ。
 寒いとかイタイを通り越して不快、という段階さえすでに5年前だったというのに、まだやってる。
 引っ込みつかなくなってるのか?

 ロバート・ゴダードの最新刊も購入。
 「石に刻まれた時間」
 文庫で1000円は非常に痛かったが、2年ぶりのゴダードならば仕方ない。
 今週じっくり読むつもり。楽しみ楽しみ。

 内田百?「ものづくし」読む。
 食い物エッセイが沢山収録されている。
 時代が昭和10年代だったりするので、当時の世情に思いをはせながら読むとまことに面白い。

 小津安二郎の従軍日記を読んだ。これも昭和10年代。中国戦線の記述。
 史料として使えそうな記述が沢山ある。

 いよいよ暖かくなってきた。
 夕方うちに帰る道すがら暖かさを実感できる。
 思わず足取りも軽くなる。
 昨日の夜少し雨が降った。
 暖かくなってからの雨には水の匂いがするが、昨日はまだだった。
 水の匂いがする雨が降れば、そこら中の草むらで米粒大の虫たちがジージーやり始める。
 そんな季節が待ち遠しい。