そわそわ感とサンドイッチ

寝ている途中、何度か眼をさました。夢も見た。ある芝居について罵倒していると、窮地のタカ君にたしなめられる夢だった。

6時半に起きた。ブログを更新し、7時半に家を出る。寒かった。しかし電車は空いていた。10分早いだけで混雑具合はだいぶ違う。

朝食に天亀そばで天ぷらそばを食べる。
神田日本橋界隈にある立ちそばの中で、天亀そばはもっとも伝統的な店構えを維持している。立ちそば好きが求めるのは、こしゃくなラグジュアリー感やホスピタリティーではなく、狭い店、たくさんの天ぷら、濃く黒いつゆだと思う。

ふと、母のことを思い出した。母は年をとるにつれ、外食というものが出来なくなった。特に、個人が経営している、特徴的で美味とされる味が、駄目になった。そのくせ、人から美味しい店の話を聞くと、場所を知りたがり、実際に行ってから、全然美味しくないと文句を言う。

そんな彼女が美味しいと思うラーメンは、ファミレスのラーメンなのだ。それはファミレスがかもし出す、衛生感とは無縁ではないと思う。衛生感はあくまでも「感」であって、清潔とは関係ない。そういう風に見える無機質な、厨房を感じさせない感じのことをさす。

これは、オレの好みとは180度違う。母と外で食事をしない大きな理由のひとつは、本質的な好みの違いだ。二人のうち一方が必ず「不味い」と思っている食事なんて、楽しいはずがない。

ただ、オレが子供の頃の母はそうではなかった。オレと妹を連れてよく美味しい店に連れて行ってくれた。ラーメン屋、すし屋、お好み焼き屋、レストラン、甘味処、などなど。どれも昭和ふうで、個性的で、大人になった今、再訪してみたいと思う店ばかりなのだ。そしてそういう店を、今の母は、あまり好まなくなっている。

昔話をする時は別で、結婚する前、新宿の柏木にいた時、どこに行ってなにを食べたとか、あの店のあれが美味しかったという話をよくする。あのホープ軒本舗が、まだホームラン軒と名乗っていて、新宿に店を出していた時も、よく食べにいったそうだ。豚骨醤油のラーメンなんて、今の母は絶対に食べないが。

8時30分過ぎから仕事。4月から引越しなので、来月は色々大変そう。引越しを知ったのは昨年11月のことだった。ずっと前から決っていたらしい。引越しをすると交通費とか通勤時間も変わるのだが、それほど遠くには移らない。

PENTATONIXのカースティンは、唇になにか入れたんじゃないかと、Instagramを見て思う。厚くし過ぎのような気がするが、そのあたり、好みの違いなのかな、とも思う。

午前中、有賀さつき死去のニュースを知る。驚いた。突然すぎる。

昼、コンビニのイートインで、キャベツ、ツナ缶、ハンバーグサンド、納豆巻きを食べる。

『騎士団長殺し』再読。ページをめくるまで、どんな話だったかほとんど忘れていたが、めくって数ページ読んだとたん、ほとんどのストーリーを思い出した。

午後、仕様書続き。
なぜか気分がそわそわしっぱなしだった。ADHDを疑う。

夕方、オーケーストアで買い物。ライ麦パン、ポテトフライ、白身魚のフライ買う。
夕食にポテトフライと白身魚のフライ食べる。いわゆるフィッシュアンドチップスだなと思う。白身肴フライについていたタルタルソースで食べる。

サンドイッチを作る。タマゴ、カニかま、白身フライの三種。昨日作れなかったことが心残りだった。朝食を仕込んで寝ると、なぜか寝覚めがいい。起きると食べ物があると思うと、起きることが多少なりとも楽しみになる。小学生の食いしん坊みたいだ。

昼からのそわそわ感はなくならず、読書をしても集中力が続かなかった。独りごとを言ったり、本を声に出して読んだりする。

11時半就寝。