サイバーパンクを演劇にすると何かに似てくる

4時半起き。

5時過ぎ、走りに行く。トラック方面に向かうが、あまりスピードは出せないと感じたので、コースを変えて永福方面に走った。
荒玉水道を往復5キロ走った。最後の1キロは結構スピードが出せた。心拍数をある程度追い込むのが目的なので、スピードは結果論なのだが、わりといい感じのペースで走れるようになっている。

7時半過ぎに家を出る。自転車で中野。地下鉄で現場へ。

仕事がなくなったと思っていたら、節子でトラブルが発生した。データを保存しているフォルダが容量不足になったため、更新がうまくいかなかったのだ。
データの復旧をし、更新時のトランザクション機能を追加した。アクセス本体のトランザクション機能は、外部データベースにした場合機能しないので、自家製のものを作った。ロールバックまではできないが、消去は防げるという最低限のラインを維持した。

昼、『やっぱりステーキ』へ。沖縄にあるチェーン店らしい。225グラムのステーキを頼んだ。サラダ、スープ、ライスが食べ放題だった。ステーキは分厚く切られているのに柔らかく、値段にしては美味だった。

午後、自家製トランザクション機能の作業をする。

夕方、池袋へ。
『博多天神』できくらげラーメン食べる。うまい店目当てではなく、博多天神くらいのでいい、という気分だった。替え玉も頼んだ。店員は無愛想というより無言だった。それを「圧」と感じるお客さんがいてもおかしくないだろうが、それでも「ごちそうさまでした」を言って店を出た。

『上州屋』と『タックルベリー』があったので、クミホンが売られていないか確かめるために覗いた。どちらにもなかった。

6時40分にシアターKASSAIへ。イルカ団公演観劇。昨年ヒデタケ君が急逝したため中止になった公演。なべさん出演。

舞台美術はモノトーンの素舞台に数色の線を引いたものだった。サイバーパンク風とでもいおうか。冒頭、映像を組み合わせたオープニングシーンあり。

台詞に「ウィンターミュート」という語句があり、冬寂、『ニューロマンサー』、つまりサイバーパンクか、と理解したが、ヒデタケ君の趣味だったかなあと疑問に思った。1980年代のサイバーパンクSF小説を演劇にすると、第三舞台の舞台みたいになるのだ。
ヒデタケ君は第三舞台が好きだったわけではないはずだ。しかし、オレが彼と知り合ったのは、第三舞台が大好きだった人が旗揚げした劇団の芝居に客演した時だった。その時の芝居より今回のイルカ団のほうがはるかに第三舞台みたいだった。今回の芝居にダンスシーンはなかったけど。

妹さん? 役をやった女優さんが良かった。素早くて、迷いと屈託がなく、好感が持てた。
なべさんは若い役者さんの中でベテランの貫禄を見せつけていた。昭和マストゴーオンという言葉が思い浮かんだ。

9時10分終演。役者達が見送りのために舞台上に並んでいた。なべさんに黙礼して劇場を出た。

外は蒸し暑かった。かなり強い風が吹いていた。

10時帰宅。トマトが飛ばされていないか確認する。無事だった。

ビールとハイボールを飲み、12時過ぎ就寝。