由井正雪

 妹の子供二人が暴れ回る音で目覚める。
 朝6時半。
 早いが、日記のアップを済ませてなかったのでコンピューターに向かう。
 アップ後、朝食。

 甥二人は上が4歳で下が2歳。
 むっちりと太った健康な子供だと思っていたが、2月生なので同じ年度生まれの子と比べると体が小さいそうな。

 山本周五郎「正雪記」読む。
 由井正雪。
 この人物に思い入れがあるのはやはり団塊の世代だろうか。
 70年安保反対闘争を幕府への謀反に見立てられれば感情移入は容易のはずだ。

 しかし、歴史的に見てただの反乱軍が天下をとるという例は極めて少ない。
 反乱を起こした瞬間、その集団は国家の芽であり、国家には頭が必要だ。
 頭のない集団は集団ヒステリーが過ぎ去ると霧散する。
 そうでないのは宗教が土台にある時だけだ。

 イスラエルが所持していると思われる大量殺戮兵器は査察を受けることはないのか?

 イラクがもしも北朝鮮くらいの近い位置にあったとしたら、日本はどうするだろうか。

 アフガンはどうなったのだろうか。
 女性の権利は守られているのだろうか。

 夕方、南越谷で稽古。
 王子の松本さん見学に来る。
 簡単に通しをしてから装置などの打ち合わせをデニーズでする。
 小一時間ばかり。
 11時過ぎに武蔵野線に乗って小金井に帰る。
 体が重く感じられた。
 ひどく疲れた。