ムッシュかまやつの自伝「ムッシュ!」読む。
これは面白かった。
ジャズ、カントリー、GS、フォーク、ニューミュージック、バンドブームと続いてきた日本の音楽シーンを常に適当な位置関係で併走してきたムッシュの歴史は、そのままジャパニーズポップスのクロニクルとなりうるほど奥が深かった。
そういえば以前、「HEY!HEY!HEY!」にムッシュが出て「我が良き友よ」を弾き語りで演奏したのを見たことがある。
微妙にひねくれたコードで歌っていたので、ブルースのスタンダードナンバーを聴いているみたいに思えた。
「仕事」ではなく「遊び」だから出せる音だと思った。
夜、「LIVE AID」の映像を見た。
LIVE AID とは1985年の7月13日にイギリスとアメリカで同時に行われた史上最大規模のチャリティーコンサートだ。
当然テレビに釘付けといきたかったのだが、なんということだろう。
修学旅行の日程と重なってしまったのだ。
当時うちにはビデオもなく、仕方ないので修学旅行から帰ってきてから友達にビデオを見せてもらったりした。
そのLIVE AID。
クイーンとデビッド・ボウイの映像を見た。
どちらもイギリス会場。
素晴らしいパフォーマンスだった。
デビッド・ボウイの演る「ヒーローズ」が凄まじくかっこいい。
久しぶりにライブの映像で鳥肌が立つ経験をした。