昼、トーストを食べてから図書館へ。
篠田節子「神鳥」「三日たったらやめられない」を借りた。
4時頃までCDを聞いて、夕方高円寺へ行った。
つよしとひできの「SM社長」を見る。
会場は「無力無善寺」という店。
15分の芝居を今回は10ステージ上演するという。
5時の回を見た。
店には猫のイラストがたくさん張ってあった。
ドラムセットがあり、マスターが作ってくれたカシスオレンジはおいしかった。
「犬神」で共演した西村さんが見に来ていた。
雰囲気は果てしなくゆるかった。
真上に中央線の高架があるため定期的に電車の轟音が響く。
映画「ブルース・ブラザーズ」でエルウッドが住んでいたアパートメントみたいなものだ。
芝居は淡々と、極めて淡々と展開し、役者と客の距離感などないに等しく、まるで密室にこもって合法ドラッグをきめているような心地がした。
客は4人ほどだったが、その少なさが見ることの価値を高めていたと思う。
おみやげに「コップマシーン」をもらって外に出た。
PAL商店街をうろうろし、駅の300円バーで夕食をとり、8時帰宅。
電話をしたり、メールをしたり、やるべきことをしてからゆったりと夜を過ごす。
台本は書かなかった。
箇条書きにしたものをダイアローグにするだけだが、頭の中に書きたいことがいっぱいたまるまでもう少し待ちたい。
とは言っても明日は稽古初日なのだが。