酢を飲む

　すっかり健康法オタクと化した母が、最近お酢を飲んでいるという。
　それに感化されたわけではないが、試すとすれば安い健康法なので、昨日の夜リンゴ酢を買って、水で割って飲んだ。
　当たり前だが非常に酸っぱい。
　飲むと体がぽかぽかするというが、それは黒酢を飲んだ時だともいう。
　黒酢はアミノ酸が大量に含まれており、体の脂肪が燃焼するからだろうか。

　今朝起きた時、頭が痛かった。
　首筋が異常に凝っていた。
　顔を洗うと目の下に隈ができていた。
　全身に倦怠感があった。
　そして、眠くて仕方がなかった。

　その状態は昼過ぎまで続いた。
　まるで、お酢を飲んでそうなったみたいだ。
　だが、大量の酢をがぶ飲みしたわけではないし。
　空腹時にお酢を飲むと胃の粘膜が荒れるらしいが、昨日飲んだのは食後だったし。

　昼過ぎにやっと体調が少し回復した。
　不可解な現象だった。
　漢方でいう好転反応だったのか？
　つまり、内臓に滞っていた悪い血液が、お酢を飲んだことで排泄され、一時的に症状が悪化したように見える反応だ。
　もしそうならありがたいことだが、今朝の気分の悪さがそれだとしたら、今までよほど体の具合は悪かったということにならないだろうか。

　夕方、四谷でマグネシウムリボンの制作会議。
　会議といっても確認作業のみといった感じだ。
　話し合いに向いたいい店がなかったので、魚民に入った。
　生ビール半額セールをしていた。ラッキーだ。

　10時帰宅。
　お酢の効能は続けないとわからないと思い、水で5倍ほどに薄めて飲む。
　これで明日の朝調子が悪かったら、ちょっと控えよう。

　次回公演のタイトルが決まった。
　「ファミリー・アフェア」