急に寒くなり、夏の終わりをしみじみと実感したのは木曜日のことだ。
夏は組織的抵抗をやめ、秋の軍靴に屈したかに見えた。
しかし、しつこく抵抗を続ける夏の生き残り部隊が、今日の昼にぎらつく太陽をぶちあげてきた。
油断していた。
油断した身体と精神に、30度越えの太陽はことのほか堪える。
西荻の町は今日と明日と祭りがあり、どことなく浮かれた空気があった。
暑さも相まって、まるで夏祭りみたいだった。
和室の柱をサンドペーパーできれいにし、テレビを移動した。
早速たくさんのコードが絡まっている。
100円ショップで買った、コードをまとめる螺旋状のプラスチックシートでまとめる。
コードはパソコン部屋と和室を貫通している。
押入は開けっ放しだ。
冬にはしめるのか?
ずっと開けっ放しにするのか?
今のところ未定。
夕方、千早町へ。
パーマ企画の稽古。
脱獄経験のある女を演じる西野愛美さん中心の稽古。
一つ何か言うと、
「はい!」
と、打てば響くような返事がある。
演出的指示を連続して行うと、
「はい!はい!はい!」
と、返事も連続して返ってくる。
こちらもつられて、細かすぎることまで言ってしまいそうになる。
稽古は3日目とはいえ、役者の皆が仲良くやっている感じがあり、こちらも人間関係的によけいな気苦労をせずに済み、居心地は良い。
GHQの走狗的役人を演じる、普天間くんの稽古をする。
真面目な印象。
出る場面は後半が中心。
性格や特徴をデフォルメしがいのある役。
12時近くに帰宅。
帰りに鮭を買い、ホイル焼きにしてご飯を食べた。
くたくたに疲れていた。
それとも眠かったのか?
1時をすぎると普通に座っていられないほど眠くなり、布団に轟沈。
最近このパターンが多い。