稽古と休日

 昼1時半起き。
 スパゲティを茹で、ナポリタンソースをかけて食べる。
 コーヒーを入れ、台本書きをする。
 昨日買ったハロゲンヒーターは、足下用として机の下に置くことにした。
 そういえばガスファンヒーターを使っていた頃は、ガンガンつけても足下は寒かったから、毛布をかけたりしていた。

 昨日から風邪気味だった山ちゃんだが、電話をしてみたら死にそうな声をしていたので、稽古を休むように言う。
 書き加えた台本を印刷し、南中野の稽古場に向かう。
 自転車にて。
 大体30分かかる。

 久しぶりにストレッチと発声をする。
 ジョギングをしたいところだったが、今回の稽古では走らないことに決めた。
 怠惰からではなく、稽古前のアップ時間はなるべくその場にいた方が良さそうに思えたからだ。
 走るのはうちに帰ってすればいい。
 できるかどうかは別として。

 稽古場にあったピアノを太田君がおもむろに弾き始めた。
 小学校の頃から高校まで習っていたという。
 台本を書いたり漫画を描いたり、色々な隠し球を持っている人だ。

 今回の芝居は、謎の二人組に拉致された4人が脱出しようとするうちに、犯人の意外な正体を知るというのが基本的な話で、意外な展開を小出し小出しにしている。
 時間も1時間30分は越えないようにして、リラックスして見られるようなものを作りたい。

 人質の縛られ方やその位置を工夫する。
 オブジェのようなものだと思えば、色々な縛られ方があり得る。
 正面向き、逆向き、座る、立つ、手首だけ、体ごと。

 稽古後、方南町の『地雷原』というラーメン屋に寄り、魚出汁のラーメンを食べる。
 この前の芝居で門さんが進めていたお店だ。
 量はそれほど多くなかったが、海鮮の滋味溢れるスープは絶品だった。

 11時帰宅。