もんじゃ焼き

 稽古場取りの続きをし、引き続き台本書きの日常。
 本番直前のようなせわしなさがあるが、慣性の法則を信じ、このまま突っ走っていこうと思う。

 稽古場取りと買い物をし、夕方5時半帰宅。
 焼き肉が食べたくなったので、醤油と生姜、豆板醤とレモンなどをつかってたれをつくる。
 野菜はほうれん草をスープにして食べた。

 夜11時まで台本書き。
 70ページまで到達したので、とりあえず明日の顔合わせ用に印刷をする。
 しかし、途中でインクが切れてしまった。
 一枚に2ページが印刷されるので、一人35枚。
 13人分となると、400枚以上ある。
 そりゃ、なくなるだろう。

 夜、『タモリ倶楽部』見る。
 ご当地ソースの味比べをしていた。
 ソースだけなめるのはあんまりなので、もんじゃ焼きにソースを混ぜていた。
 もんじゃなんて何年も食べていない。

 子供の頃、もんじゃ焼きができる電気の鉄板を置いた駄菓子屋があった。
 生地が50円だったと思う。
 具は、めいめいがその店で買ったベビースターラーメンなどの駄菓子。
 ベビースターラーメンをドーナツ状に並べ、穴の部分に生地を入れ、広がらないようにする。
 あとは、煮立ってきたら周りのベビースターラーメンを混ぜて、食べていくというもの。
 チョコバットやガムなんかを並べる不届きものもいて、鉄板は色々なものがこびりついていた。

 だから、もんじゃはきったねえ食い物で、ガキが鉄板焼きごっこをするためのものというイメージしかなかった。
 お好み焼き屋などに行き、ちゃんとした具が使われているもんじゃを見ると、違和感を覚える。