駄目な日

 朝9時起き。
 小道具の部品探しのため、秋葉原に出かける。

 ラジオデパートのパーツショップを色々巡るが、求めていた品はどれも6000以上した。
 しかも、交流電源で使うものばかりだったので、芝居の小道具としては不向きだった。
 仕方なく路線変更し、豆電球10コとソケット、スイッチ、電池ホルダーを買った。
 一つ一つは安いのに、それだけ買うと1700円くらいになった。

 阿佐ヶ谷まで戻り、そこからバスで浜田山の稽古場へ。
 途中、片桐くんよりメール。
 「稽古場に誰もいないので不安です」
 とのこと。
 急いで利用料金を払いに行く。

 2時より稽古。
 鶴マミより、体調を崩したので昼稽古を休むとメール。
 片桐、豊田くん、須藤さんのシーン、それから直美のシーンを稽古した後、残りの時間を自主練にする。

 5時に稽古場を出る。 
 鍵をかけてから、中に傘を忘れたことに気づく。
 ついていない。

 装置のたたきを手伝いに行ってくれているノブ君と久保田くんのために、お弁当を買いに行く。
 6時前に大宮へ移動。
 しかし、稽古場が閉まっていた。
 どうやらそこは、土日祝日は夕方5時までしかあいていないところだったらしい。
 松本健と二人で管理している施設に電話をかけまくるが、時すでに遅かった。
 間の悪いことに今日は通しをする予定で、照明の尾池さんと舞監の日高さんが夕方から来ていた。
 みっともない話だ。

 結局通し稽古は中止にし、役者達に謝ってから解散。
 その後、ファミレスで照明の打ち合わせをする。
 台本をはじめから見ていきながら、話を進めていく。
 9時半に話し合い終わる。
 稽古後だったらそんなに時間がとれなかったろうから、結果オーライといえなくもない。
 が、失われた稽古時間がひたすらもったいなく、その数時間をどう埋め合わせたものか頭を巡らせる。
 駅で松本さんと美術の話。
 15分ほど話す。