『ジェイルバード』読了

今週は期待通りの猛暑が続いている。
梅雨明けの遅れを取り戻す勢いだ。

カート・ヴォネガット『ジェイルバード』読了。
これまで二回読んだ時の印象は、明るいものではなかった。
主人公の持つあきらめムードがそう感じさせたのだろう。
物語は決して暗いだけではない。
主人公は刑務所を出てから、ある旧知の女性によって大企業のレコード部門副社長のポストを与えられる。
だが、そうした栄達が皮肉に映るような工夫が全体を通してされている。
なかなか手強い小説だ。
1979年の作品。

夕方、荻窪の『ひなぎく』で夕食を食べる。
トマト煮込みご飯と、キッシュ。
量は物足りなかったが、どちらも旨かった。

シャワーを浴びてから、鶏ムネ肉をフライドチキン風に揚げる。
足りなかった分は、フライドチキンで補充できた。

お腹の皮がむけてきた。