キーをなくし心底動揺する

7時半起き。
いつもの仕込みでは6時起きだったり5時起きだったり、時には眠らなかったりしていたが、7時半起きなら日常生活と何ら変わらない。安心できる。

8時半に家を出る。
パーキング料金を払おうと思ったら、1万円札しかなかった。
コンビニまで走る。

道はそれほど込んでいなかった。
10時ちょうどに劇場へ。

搬入を終え、パンチをしき、暗幕の処理をし、パネル立てをする。
パネルをとりあえず立てたところで松本さんが一時退出。
ポケットから車のキーを出し、ドライバーの山口君に渡そうとしたら、キーホルダーについていたガレージのキーがなくなっていた。
真っ青になり、山口君と松本さんを連れ、車を停めてあるパーキングへ。
早足になる。
運転席の床や駐車スペースの周囲を探すが、鍵は見あたらない。
「あれじゃないですか?」
と一人冷静な山口君が荷台を指さす。
中に入ると、果たしてそれはガレージのキーだった。
心底ほっとする。

劇場に戻るが、昼はおおむね照明の吊り込みとシュート、明かり作りに費やされる。
楽屋作業や衣装作業もなく、待ちの長い仕込み日となった。

その間、客出しの音楽を編集する。
手のあいた芹川と、3時過ぎ入りの綾香にそれぞれCDのタイトルを伝え、借りてきてもらう。

夕方、休憩を挟んでから場当たり開始。
明かりが細かく変化するのは2話。
1話、3話、4話は一度明かりができてからは、ほぼ変化せずそのまま。
音響もないので、落ち着いて場当たり進行につとめる。

9時過ぎ、カーテンコールを残すのみのところまで場当たりは終了。
残りは明日に回し、解散とする。

照明チームの作業が終わるまで劇場に残る。
10時過ぎ退出。
尾池さん、駅までなぜか半袖だった。

11時帰宅。
MDの余白削除と、パンフレットとチケットの印刷、その他制作作業の残りをする。
2時過ぎ就寝。