ラストシーンは決まっているのだが、現在の到達点はそこから20分前くらい。
昼、いつもと変わらず他部署の要求に応える。
それほど過大な要求ではないのだが、やろうとすると、
「そこまでやらなくていいです。私が先方に言っておきます」
と言われる。
業務上、やっておいた方が全体にとってよいはずなのだが、責任の所在という政治的な都合があるらしい。
そのためいつの間にか、プロジェクトの進行より自部署の安寧が主目的になっているように感じる。
身を守るためには、ナショナルシューズの権藤さんばりに、
「私は私の作りたい靴を作る」
という態度を維持するのが一番だろう。
夕方西荻で稽古。
照明尾池さんと星乃ちゃん、美術松本さん、舞監田中さん来る。
出来ているシーンを通す。