突然釣りをしたくなる

朝から夕まで普通に仕事。
公演が終わって2週間ほど、作業的に大変忙しかったが、峠はひとつ越えたかなという感じ。
システムを利用する側の人々が忙しくなっていくのだろう。
時間ができたので、内部的なことを地道に見ていく。

夕方実家に帰る。
突然、釣りがしたくなり、中葛西にあった釣具屋のことをネットで調べる。
しかし、数年前にそこはBookOffに変わってしまったらしかった。

帰宅後、15年以上前に買った安い釣り竿のセットを引っ張り出す。
釣り針やおもりもあった。

近所の川でうなぎが釣りたい。
釣れるらしいという情報は入手している。

だが、餌のミミズが手に入らない。
釣り道具屋もないから、仕掛けが買えない。

悶々とするうちに雨が降ってきた。
今夜は駄目だ。
諦めた。

諦めて『1Q84』を読んだ。
牛河が登場してきたのには驚いた。
『ねじまき鳥クロニクル』に登場する、裏家業が見に染み着いたような、醜い男。

この男、卑しくて醜いのに、なぜか憎めない。