スピードが出ない

衿沢世衣子『ちづかマップ』は面白かった。
<訪ね人>をやっている祖父の助手をやる羽目になった、女子高生ちづかの話。
<書>を見に行き、見知らぬ<書体>と出会い、ハートを射抜かれたような衝撃を受けるシーンがいい。
この人の作品は、安易に恋愛を描かないところが好きだ。
出てくる友達の男の子が、
「それはぜひともご一緒させてもらうよ」
と、まことに類型的な台詞を言うシーンが笑えた。

夕方、麻婆豆腐を大量に作り、ハバネロペッパーをかけて食べる。
さすが世界一の辛さを誇るだけあり、3?4振りしただけで十分辛かった。
誤って吸い込んだら地獄を見るだろう。

NTT研究所まで走る。
往復10K。
スピードをあげるが、52分もかかった。
その程度のタイムなのに、走り終わった後、心臓がばくばくいっていたし、息も苦しかった。
スピードが出ないのは、昨年からの悩みだ。
出そうとするトレーニングが不足しているからだろうか。

フルを今日のペースで走りきる自信がないし、走ったとしても3時間半以上かかるだろう。
全然駄目だなあと思う。
気が重くなる。